番組への
メッセージ

2020年10月31日(土)ばんちゃんのコレラジオキクキク

こんにちは!(^^)!アシスタントの桜山 結子(さくらやま ゆうこ)です。

最初の話題は、「カラス」についてでした。
とても頭のいい鳥として知られているカラス、身近に良く見ます。
日本の研究者によると20種類ほど鳴き声がある様です。
国内には、ハシブトガラスとハシボソガラスの2種類がいます。
違いは、嘴の大きさです。
ばんばさんはテレビでカラス特集を見たそうで、
公園の水道をひねって水を飲んだり水浴びをしたりしていたそうです。
また、ばんばさんが目にしたことがあるのは、
テレビのアンテナを使って体操選手の様に
大車輪の様な遊びをしていたそうです。
見た目は鳥、中身は人ですね。
これだけ賢いカラスは、鶏の脳と比べて3倍の大きさがあります。
また物事を考える大脳皮質がかなり発達しているそうです。
海外でもカラスのかしこエピソードが多々あり、
枝を使って木の中にいる幼虫を食べたり
棘のついた葉っぱを使って餌を確保したりもあるようです。
物まねも得意だったりと
とても面白い鳥です。

続いて、名水に因んだパワースポットを紹介しました。
「天岩戸神社と天安河原」についてです。
宮崎県の西臼杵郡高千穂町にあるパワースポットです。
天岩戸神社は、アマテラスオオミカミ(太陽神)が
弟の悪さに嫌気をさして隠れた“天岩戸(洞窟)”がある場所と言われています。
その太陽が隠れてしまうと、世界は当然真っ暗、食物も育たず、
食べ物は無くなり、人も太陽を浴びる事が出来ない為
病気になるなど深刻な状態に陥ります。
そこで八百万の神達が集まり
どうしたらアマテラスが天岩戸から出てもらえるのか会議をします。
その答えはなんと“どんちゃん騒ぎをしておびき出そう”でした。
そしてその狙いは大当たり、
見事楽しい雰囲気を察してアマテラスは天岩戸から出てきます。
天岩戸神社では、この天岩戸の見学や
神社のお話を聞く事の出来るツアーがあります。
そして、この神社から500mの場所にあるのが
最強パワースポットだと言われる“天安河原”があります。
八百万の神様が集まって会議を開いた場所です。
その場所は、無数の石が積み上げられていて、
まるで黄泉の国に来たような神秘的な光景が広がっています。
森林浴もできる最高のパワースポットです。

最後の話題は、百名水「綾川湧水群」についてでした。
宮崎県東諸県郡綾町にあり水量・水質が良好で古くから
地域住民の生活に欠かせないものとして存在してきました。
この地のいたるところから湧く水が集まり「綾川」となり、
深い渓谷美の中を流れます。
とても自然豊かな場所にあり照葉樹林が有名です。
綾町の照葉樹林は中心部の面積が約1,700ha、
周辺部を加えると約3,500haの国内最大規模を誇り、
その比類なき規模と地球上で北限に位置する特徴などから
世界的にも貴重な自然財産といえます。
樹林には90種類以上の植物が茂り、
山ツツジ、サカキ、山ツバキ、カシなど、様々な樹木が
その地上高により3段階の林相が保たれ、全体が美しい景観を呈しています。
かつて採水地周辺は、自然がつくった溜め池を利用した水田が広がっていました。
水田や川には鯉や鮎などの川魚が多く生息しており、
子どもでも簡単に捕まえることができたとされています。
この地域は川に挟まれていることから、
台風や大雨などの際に水害が発生しやすくなっていました。
そのためダムが建設されるようになり、
少しずつ農業も近代化に向かったと言われています。
また、綾川湧水群の水は農業用水としてだけではなく、染織にも使用されています。
綾川は街の中でも飲む事が出来るようですが、
名水ハンターばんばさんは、なるべく源水に近い場所に行きたい
という事で、5~6時間かけて川の中などを歩いて向かいました。
その間、マムシやヒルなどの危険、
腰辺りまでくる急流に飲み込まれそうになりながら命がけで行ったそうです。
そして、いよいよ源水に到着します。
味は、個性的、舌にひびく、膜をはるような感じ、
ヨーロッパの水の様な感じもするとの事でした。
岩や照葉樹林を通過してきただけあって
色んなものが混じっている感じがするともおっしゃっていました。
ばんばさんいわく、源水から離れた場所の方が飲みやすい水だったそうです。
南国宮崎県でも雪が降るような場所で、
個性豊かな味のする綾川湧水群の紹介でした。

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『ばんちゃんのコレラジオ キクキク』
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