番組への
メッセージ

2020年11月21日(土)ばんちゃんのコレラジオキクキク

こんにちは!(‘ω’)アシスタントの桜山 結子(さくらやま ゆうこ)です。
最初の話題は、「ネアンデルタール人とコロナ」についてでした。
ヨーロッパやアメリカなどに比べて、日本を含む東アジアで、
新型コロナウイルスの死者数が少ない状況です。
その要因として遺伝子が重症化のリスクに関係があるのではないか
という話題がありました。
ネアンデルタール人とは、現在のヒトに最も近い旧人で、
共通の祖先から約55万年前に枝分かれしました。
また、約4万年前に絶滅しています。
しかしアフリカ人を除く現代人の遺伝子の1~4%が
ネアンデルタール人に由来すると報告がある様です。
この遺伝子を多く持つのが、
現在コロナで亡くなっている方が多くいる地域の様です。
これだけ聞くとなんだか悪い遺伝子のように感じますが、
ネアンデルタール人から受け継いだ遺伝子をめぐっては、
C型肝炎ウイルスに対する免疫力を高めているとの研究報告もあり良い面、
悪い面の両方があるようです。とてつもなく昔の話の様ですが、
こうやって現在にも影響を与える事になるなんてとても不思議です。

続いて、「大分県宇佐市にある宇佐神宮」についてです。
725年に創られ、全国に44,000社ある八幡宮の総本社で、
京都府の石清水八幡宮、
福岡県の筥崎宮と共に日本三大八幡宮の一つとされます。
広さは60ヘクタール(甲子園15個、東京ドーム約12個)で、
国宝の本殿や多くの社殿が点在しています。
手水舎から本殿のある上宮までは石段が続くため、
歩きやすい靴がおすすめです。また森林浴も楽しめる場所です。
全体的な特徴はとにかく朱色!厄除け、防腐剤、の役割があるそうです。
それと昔は八幡大菩薩と言われていて、
この神社が最も早く神仏習合になったと言われています。
祀られている神様は、勝負運や金運、仕事運の応神天皇、
航海・海上安全、交通安全、大漁、商売繫盛宗像三女神、安産、
子宝祈願で知られてる応神天皇の母で神功皇后です。
この神社は参拝方法が珍しく4回手を打つ二拝四拍手一拝です。
理由ははっきりとは分かりません。
または島根県の出雲大社と新潟県の彌彦神社もこの様な参拝方法をとるようです。
コロナが落ち着いたら是非また行ってみたいです。

そして、11時からは万博公園駅で、JAZZマルシェの中継がありました。

最後の話題は、「名水 男池湧水群」についてのお話しでした。
大分県由布市庄内町にあります。採水地は海抜850mにある為、
水温は1年を通して12.6度ほどです。
水の量は、14t/分、2万t/日を有します。
古くから地元住民の飲料水や農業用水として利用されてきました。
今では由布市観光協会が清掃協力金を徴収しており、
それを財源として水質の保全活動を行っています。
ばんばさんもおっしゃっていましたが、
この場所を見つけるのは難しかったそうです。
九州出身も私も今回初めて知った程でした。超秘境の名水です。
この男池湧水群は、九重連山東麓の黒岳(標高1,586 m)
北側にある男池(標高850 m)から湧出しています。
九州の山は、あまり木のない所が多いのですが、
この黒岳は他の山と比べて木が生い茂っており黒々としている山だそうです。
1m進むだけで緑まみれになるようなジャングルの中を歩いているような
凄まじい場所でもあるそうです。
険しい山ではありますが、
日によっては10万人も訪れるほど人気スポットだそうです。
また、鳥の種類が多く黒ツグミ、オオルリ、カワガラス、
そして最も美しいと言われる鳥、ヤイロチョウもいるようで
バードウォッチングでも最高の場所です。
味は、とにかく美味しい、甘くはない、浄化してくれる様な感じ、
遠くに硫黄の香りがする、ちょっと硬い、
炭酸水と言われているがそれほどではなかった。
あまりの美味しさに何杯もその場で飲んだそうで、
水が直ぐに体の一部になるような感覚があったそうです。
黒岳の地下水が、数か月から1年以上をかけて地層を通り抜けて湧き出すため、
カルシウムなどのミネラル分を適度に含んでいます。
自然豊かで水も美味しく、
鳥も多くヒメボタルも楽しめる名水男池湧水群の紹介でした。

img_1366.jpg


『ばんちゃんのコレラジオ キクキク』
毎週土曜日10:00~正午まで放送中!