番組への
メッセージ

2020年2月6日(木) 北千里アワー

みなさん、こんにちは!
北千里アワー木曜日の山田菜々海です。
今年は「暖かい、全然寒くない、冬を感じない」と繰り返してきましたが
ここ数日間とうとう冬がやってきたなという寒さになってきました。
梅の開花の知らせがが全国各地から届いています。
暖冬の影響で平年よりも40日程早い開花のところもあるようです。
寒いのにもう既に春先の花が咲き始めたり、季節が混ざりあっています。
寒暖差が大きくなると自律神経が乱れがちになり体調を崩しやすくなります。
体を温めること、そして更に室内外での体感温度差を減らすことが大切なんです。
こういう時期だからこそしっかり休んで栄養も摂って英気を養いましょう。
春まであと少しです!

今週の「やってんねん関大!おおさかまち探し」のコーナーには、
深井麗雄先生にお越しいただきました。すっかりコンビです!!

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今回も先週先々週に引き続き、関西大学の学生のみなさんが開催した
ビジネスコンテストについてお伺いしました。
この日の放送では残念ながら賞から外れてしまった
アイデアについてご紹介いただきました。
「FANTA STEP ~みんなを繋ぐファンタスティックな一歩~」という
摩擦発電を利用したアイデアです。
ショッピングモール等と提携して、階段に摩擦発電機を付け
利用者にそこを歩いてもらいます。
発電機の上を歩くと靴底と擦れて摩擦発電が起きます。
その電力で電気信号を送り歩数をカウントするんです。
さらに目標歩数を達成すると
ショッピングモール側から募金をするというアイデアです。
個人的にはアトラクションのように感じ、
とても面白いなあと感じ是非挑戦してみたいと思ったのですが
実際に実現しようとするとなかなか難しい部分があるようです。
設置側の利点としては、施設利用者の増加や社会貢献、
社会的イメージの向上さらにはエレベーター、
エスカレーターの利用者が減るため
電力消費が減るなどこういったことが想定されています。
一方、利用者側にとっては社会貢献になる、簡単に寄付できる、
階段を登ることによる健康効果、ミッション感覚で楽しめるなどのメリットが生じます。
しかし深井先生によると施設側に対する理由が弱いためそこを補う必要があるそうです。
というのは、募金するお金は施設側から出るからなんです。
そのため実際に商品化したときにどのくらいの企業が
設置してくれるかという疑問があります。難しくなってきました。
今週の放送では、このアイデアをブラッシュアップするべく
深井ゼミが開講されました!
例えば、某飲料メーカーでやっている工場見学、
その工場内にFANTA STEPを設置したらどうか。
例えば、今年の東京オリンピック。公共交通機関の混雑が予想されています。
歩道にFANTA STEPを設置して、何区間だけでもそこを歩いてもらい
乗車率の軽減を目指すなど。
混雑解消のためですので、補助金が出てそれで募金もまかなえるなんて
いろいろなお話が出ました。しかし現実は甘くないです。
簡単に素晴らしいコレだというアイデアが見つかるわけでもなく・・・・・・。
もっともっと難しくなってきました。
更なるアイデアのブッシュアップのため来週も深井ゼミが開講される予定です!
みなさんも良ければ一緒に考えてみてください。
深井先生ありがとうございました。

木曜日の北千里アワー、お相手は山田菜々海でした。
それではまた来週お会いしましょう!さよなら!



『北千里アワー 木曜日』
毎週月曜日~木曜日午後4時~6時オンエア