こんにちは(‘◇’)ゞアシスタントの黒孔雀こと桜山 結子(さくらやま ゆうこ)です。
お伝えしました通り、ばんばさんが入院予定の為
今回の放送で一旦ラジオをお休みされる事となりました。
「大動脈弁狭窄症」という病気が原因です。
大動脈弁は、心臓の左心室(心臓を4つに割ると左下)から
大動脈への血液の流出路にある弁です。
大動脈弁口の狭窄によって全身に血液が送り出されにくくなる疾患です。
主な成因は先天性、リウマチ性、加齢変性性の3つが考えられます。
リスナーの皆さんもそうだと思いますが毎週ラジオを一緒している私も
そんな病気をお持ちとは全く気付かない程ばんばさんはお元気です。
自覚症状としては、坂道を歩く時に以前は感じなかった様な疲れが出たり、
歩く速度が遅くなったりしたそうです。
元気になったらまたこのラジオに帰って来ます!
それまでしっかりラジオを守っていきたいと思ます。
どうぞ皆様今後共よろしくお願いいたします。
次の話題は、ばんばさんが世界探検に出た第二弾の場所
「ミクロネシア連邦 ヤップ島(フィリピンの右側)」でした。
ばんばさんがヤップ島に興味を思ったのは子供の頃。
雑誌の「少年倶楽部」を読んではまりました。
雑誌の中で「とてつもなく大きなお金があって、
それで色んな物を売り買いしている国がある」
それを見たい!とばんば少年は思いました。
そして大人なってヤップ島へ向かいます。
島には知り合いもなく、泊まる場所を決めないまま向かいました。
しかし行きの飛行機で隣に座っていた人と仲良くなり
その人に滞在中は泊めてもらったそうです。
ばんばさんも凄いですが、島の人の懐の深さがすごいですね!
仲良くなるにも言葉はどうしたんだろうと思いますよね。
実はヤップ島は、第一次世界大戦終了後から第二次世界大戦終了まで
日本が国連に委任され 「委任統治」をしていました。
なので日本語を話せる人が結構いたそうです。
しかもその統治の時に、日本がヤップの方に勉強や農業・漁業を伝えた
功績から親日家も多かったそうです。
いよいよばんばさんがヤップ島に興味を持ったキッカケの
大きなお金について現地の博物館の館長さんから話を聞く事になりました。
形状は、円形で中央部に穴が開けてあります。
小さいものは直径30cmくらいで、普通は直径60cmから1m余り、
大きいものになると直径3m以上、重さ5t程にもなるそうです。
中央に穴を開けているのは、そこに丸太を差しこんでかつげるようにする為です。
材料は約500km離れたパラオ島で採掘して、そこでお金を作ります。
移動手段は手作りのカヌー!持ち帰る時は、いかだをくっつけてヤップ島まで運びます。
帰るまでには数年を有する時もありました。
このお金は、大きさで価値が決まるのではなく、お金の持つ物語で価値が決まります。
作る時の会議から移動の時の大変さ、パラオ島での出来事、
時には死者も出ます、そして持ち帰る時の話。
しかもこれには書面や証拠の写真などはなく全て人から人へ言い伝える事だけです。
「信頼関係」だけで成り立っています。
お金の使い方は、冠婚葬祭時に贈られる一種の儀礼的贈答品として使われます。
小型は穴に棒を通して運ばれ、大型はそのまま置かれ、所有権のみが移行します。
中には、パラオ島から持ち帰る時に無負えず海に沈めた物もあり、
それはそれで、存在を認められてる物もあります。
相手を信じる心、そして思いやりの精神がとても盛んなヤップ島。
一度行ってみたいですね。
『ばんちゃんのコレラジオ キクキク』
毎週土曜日10:00~正午まで放送中!