今週もお聞き頂きありがとうございました。
沖縄県は県独自の緊急事態宣言を8月29日まで延長しました。
県外からの渡航自粛要請は出ていませんが、
県内全域で不要不急の外出自粛が呼びかけられています。
新型コロナウイルスの影響で観光客数は大きく減っていますが、
それでも8月には約30万人が訪れるだろうというデータもあります。
今年の旧盆は8月31日~9月2日。
例年なら、この時期は道ジュネーが行われたり、家族が集まったりと
たくさんの人が集う時期です。
今年は形を変えて行われるのでしょうか。
いずれにせよ、県外の私達は急ぎの用事でない限り、
出来る限り状況が落ち着いてから出かけるようにしたいですね。
番組では沖縄を代表する作曲家・普久原恒勇さんの曲
「普久原メロディー」をお届けしています。
先週はオリジナルの「ジントヨーブルース」を聞いて頂きましたが、
今週は下地勇さんと内田勘太郎さんの歌う「ジントヨーblues」を
聞いて頂きました。
アルバム「普久原メロディー」に収録されています。
2曲目は、玉栄政昭さんの「さらば中の町」を聞いて頂きました。
アルバム「琉球レアグルーヴ2」に収録されています。
7月・8月は「今月の歌」として饒辺愛子さんの「コザ小唄」を
お届けしています。
この歌にはコザ(現在の沖縄市)の町名が入っています。
番組では豊中市と兄弟都市の沖縄市のことを勉強しよう!という
テーマで沖縄市について紹介しています。
今週は3番の歌詞をご紹介しました。
園田と中の町という町名が出て来ます。
中の町は現在は、上地という町名に変わっていますが、
中の町という名前のついた建物やお店は今もたくさんあります。
園田には、
沖縄市で最も歴史あるホテル・よしだホテル
1972年創業のステーキハウス四季本店
数ある青年会の中でもリーダー的存在の園田エイサーがあります。
中の町(現在の上地)には
中の町社交街
親善センター(現沖縄市文化センター)
今月の歌「コザ小唄」を歌っている饒辺愛子さんのお店
「民謡クラブなんた浜」
沖縄市で一番最初にできたモスバーガー コザ店
コザミュージックタウンなどがあります。
そのほか、上地は竹でできたカゴ「アラバーキ」の産地ともしても
知られています。
(昭和初期の沖縄は冬キャベツの産地で、その出荷用として需要が高まり、
上地アラバーキとして有名になりました)
8月2日の琉球新報に名護の夏空に舞う
沖縄三大名花の写真が掲載されていました。
サンダンカ(三段花)
1年に花が3回咲くことからその名が付いています。
オオゴチョウ(大胡蝶)
長い雄しべが風に揺れ、蝶のように見えることから
この名が付いています。
これら2つと沖縄県の県花「デイゴ」が三大名花です。
また、ミス沖縄のフェイスブックの8月3日の記事に
最近町でよく見かける花として、サンダンカ、アラマンダ、ランタナが
掲載されていました。
〈サンダンカ〉
〈アラマンダ〉
〈ランタナ〉
サンダンカやランタナは北摂でも見かけます。
お出かけの時は、周りの草木にも注目してみて下さいね。
琉球銀行では沖縄県の伝統工芸の一つである紅型の振興と
若手工芸家の育成ならびに紅型デザインの新しい領域を追求していくことを目的に、
「りゅうぎん紅型デザインコンテスト」を毎年開催しています。
例年、この時期に「りゅうぎん紅型デザイン展」を開催していますが、
今年は新型コロナウイルスの影響で沖縄県立博物館・美術館が臨時休館しているため、
琉球銀行のホームページ上で受賞作品が公開されています。
この他の作品も8月31日まで掲載されています。
色鮮やかできれいです。ぜひご覧下さい。
〈今週の曲〉
M1 ジントヨーblues / 下地勇、内田勘太郎
M2 さらば中の町 / 玉栄政昭
M3 コザ小唄 / 饒辺愛子
番組では、皆様からのメッセージをお待ちしています。
ぜひ、お寄せ下さい!!
FAX:06-6832-8370
E-mail :nocorin@senri-fm.jp
『沖縄へいこう』
毎週土曜日14:00~14:30放送中!