番組への
メッセージ

2020年8月20日(木) 『SENRI STREET+』

みなさん、こんにちは\(^o^)/
SENRI・STREET+木曜日のちこです✨

11回目の放送は、楽しんでいただけましたでしょうか❓️(^^)

「こんなのみぃつけた」のコーナーでご紹介したのは、
豊中市立文化芸術センターの豊中市特別展
「田中健三 アートとデザインの軌跡」でした。

曽根駅の近くにある「曽根服部緑地線の彫刻案内」によると、
全部で11体の銅像があるのですが、
その中の「ネコ」「小鳥と少女」「ウリ坊」「カメ」の4つの銅像が、
豊中市立文化芸術センターの近くにあります。
こちらが放送でお伝えした、マスクをしている銅像達です!????↓

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豊中市立文化芸術センターは、
第38回大阪都市景観建築賞の大阪府知事賞を受賞されています✨
行かれる方は建物にも注目して見てみてくださいね!

施設の奥に展示室があり、
そちらで「田中健三 アートとデザインの軌跡」の展示を観ることができます。

田中健三さんは豊中市にゆかりの深い美術家で、
大阪万博では生活産業館のアートディレクターを務められ、
豊中市の広報誌や豊中市の地図などの広報デザインや、
小学校のモニュメント制作など、豊中市の文化芸術の発展に尽力されました。
初期は、大阪三越の顧客企業向けの企業広報誌「みつこし」の表紙デザイン、
写真・編集、レイアウト全般を担当されていたそうです。

私が最初にいいなと思った、
「婦人相学写生(ふじん そうがく しゃせい)」という作品がこちらです。↓

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田中健三さんはこの作品について、
江戸時代の浮世絵師、「喜多川歌麿美術の写生」とおっしゃっており、
浮世絵にちなんだ作品なのだそうです。

私が1番好きな作品、「富士」です↓

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皆さんはどのように感じられましたか❓️

展示室内には、素敵な作品が70点展示されています。

「田中健三(たなか けんぞう)アートとデザインの軌跡」は
8月30日まで開催しています。
豊中市立文化芸術センターは月曜日が休館ですのでお気をつけ下さい。
見応えのある展示が、なんと入場無料です!!
お子様向けのワークシートもありますので、大人の方もお子様も、
是非、ご自身の好きな作品を見つけてみて下さいね。


今回ご紹介した漫画は、
葉山萌葱先生の「君といた時間」「夏の桜」でした✨

葉山萌葱先生の作品は、
私が知る限り、「君といた時間」「ひだまり金魚」の2冊です。
あまりのストーリーの良さに、葉山先生の作品は他にないのかと、
20年以上前から先生の作品を望んでいます(つд;*)

柔らかく、優しく、切なく、泣ける。心理描写が丁寧で、大切なことが感じられる。

それが葉山先生の作品です。
たくさんの方に知っていただきたいと、常日頃から思っておりました。
単行本未収録のお話も読みたいので、是非是非今からでも単行本化してほしいです????️

「君といた時間」「夏の桜」は、医者である桂介と高校生の朋美という兄妹が出てくる、
桂介&朋美シリーズの作品のうちの1つです。

「君といた時間」のみどころは、登場人物たちの強い想い、構成とストーリー展開です‼️

短いお話でありながら、吉武一家の温かい関係性がよくわかりますし、
たった1コマで、戦争で戦う兵士の思いが伝わってきます。
恋愛漫画なのですが、葉山先生の描く物語の根底には家族の深い思いを感じます。
何度読んでも、涙がとまりません。

「君といた時間」の続編である「夏の桜」のみどころは、
登場人物達の願い、台詞、桜の演出です。

「君といた時間」を読んだあとに読む「夏の桜」の切なさは半端ありません。
登場人物たちの思いがささりすぎて、涙腺崩壊しすぎて、辛いです( ;∀;)

一言一句思い出せるほど切ない登場人物たちの決断する時のセリフに加え、
私は朋美の祖父のたった一言のセリフも心に残っています。
読まれる方は、祖父のセリフも見逃さないでいただきたいです。

タイムスリップの奇跡を起こす桜ですが、「夏の桜」では、
思い出の描写にも使われます。
これがまた涙腺崩壊に拍車をかけるんですよ!????

少女漫画ですが、男性も女性も、全ての世代の方に読んでいただきたいです。

興味を持たれた方は、
是非、葉山先生の貴重な単行本をお手にとってご覧ください????️✨↓

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幽霊の寿命が400年説、中々興味深いですね????
灼熱地獄の台所に立ったあとは、
怪談を聞いてみるのもいいかもしれません????

次回もお楽しみに????️



『SENRI・STREET+』
月曜〜木曜日13:00~14:00放送中!