今週もお聞き頂きありがとうございました。
番組では「今月の歌」として
饒辺愛子さんの「コザ小唄」をお届けしています。
この歌にはコザ(現在の沖縄市)の町名が入っています。
番組では豊中市と兄弟都市の沖縄市のことを勉強しよう!という
テーマで沖縄市について紹介しています。
今週は7番の歌詞をご紹介しました。
出てくる地名は、越来、城前町の2つ。
歌詞には越来(ぐいく)とありますが、現在は越来(ごえく)と読みます。
沖縄市は、越来村→コザ市→沖縄市と名前が変わっていったので、
沖縄の方々にとっては越来はとてもなじみのある町名です。
これは国道330号線コザ区間の路線図です。
これまでにご紹介した町名のついたバス停もあります。
コザのバス停です。
この写真は復帰前のコザ十字路の様子です。
城前町には越来グスク跡があります。
かつて越来城がありましたが、沖縄戦などで消失し、
跡地が公園として残っています。
そのほか、越来村を舞台にした新作組踊「越来真鶴姫」も作られています。
7番までご紹介したので、沖縄市内の町名の勉強はこれで終わりです。
来週からは10月なので「今月の歌」も変わります。
どうぞ、お楽しみに。
今週は沖縄市についてお話したので、
曲も沖縄市にまつわる曲をお届けしました。
1曲目はホップトーンズの「コザ市歌」です。
アルバム「コザのうた」に収録されています。
沖縄市は、越来村だったのが、1956年にコザ市、
1974年にコザ市と美里村が合併して沖縄市となりました。
この曲は市自体がなくなったので使われていないコザ市の市歌を
ホップトーンズが歌って録音したものです。
2曲目は玉城一美さんの歌う「越来・城前町」。
同じくアルバム「コザのうた」に収録されています。
今日ご紹介した内容にぴったりの1曲です。
9月21日の共同通信、9月22日の沖縄タイムスに
こんな記事が掲載されていました。
菅義偉首相を中心に、男性ばかりの党幹部が並ぶ日本の写真と
フィンランドの30代女性首相と女性閣僚が写った写真の比較です。
あまりの違いに驚くばかりです。
菅首相と言えば、過去に県と政府の集中協議の後に
「戦後生まれなので沖縄の歴史はなかなか分からない」と発言されたことがありました。
現在も同じ思いを持っておられるのかどうかはわかりませんが、
今後、基地問題がどうなっていくのかしっかり見ていきたいですね。
余談ですが、新聞などを見ていると
「木で鼻を括る」という表現を見かけますが、意味はご存知ですか。
これは、「不愛想にそっけなくあしらう態度」を意味します。
また、「取り付く島もない」という言葉もしばしば使われますが、
これは「頼れるところがないこと」を意味します。
取り付く島なのか、取り付く暇なのか、わからなくなり調べましたが、
文化庁の調査では4割の人が間違って覚えているそうです。
新聞などのニュース記事は勉強になりますね。
おしまいに、スポーツと音楽の話題です。
10月2日にBリーグが開幕します。
琉球ゴールデンキングスは、3日(土)・4日(日)にアウェイで
宇都宮ブレックスと対戦したあと、
10日(土)・11日(日)にホーム沖縄市体育館に新潟アルビレックスBBを迎えます。
ネーネーズは、新型コロナウイルスの影響で延期になっていた公演の
振替公演を10月5日(月)にバナナホールで開催します。
チケットはまだ若干あるようです。
詳しくはネーネーズのオフィシャルサイトをチェックして下さいね!
〈今週の曲〉
M1 コザ市歌 / ホップトーンズ
M2 越来・城前町 / 玉城一美
M3 コザ小唄 / 饒辺愛子
番組では、皆様からのメッセージをお待ちしています。
ぜひ、お寄せ下さい!!
FAX:06-6832-8370
E-mail :nocorin@senri-fm.jp
『沖縄へいこう』
毎週土曜日14:00~14:30放送中!