5回目の放送はいかがでしたか
今日は、「万博記念公園 秋のローズフェスタ」についてお話しします。
先週、雨上がりの後
「万博記念公園 秋のローズフェスタ」に行ってきました。
会期は、10月16日(土)〜11月7日(日)※期間中は無休です。
時間は、9:30〜17:00(入園は16:30まで)、
場所は、万博記念公園内の平和のバラ園です。
1970年の大阪万博開催時に、世界9ヵ国から
平和を願って贈られたバラたちと、最新のバラを取り入れた
“極上の癒し空間”として2019年に生まれ変わった
「平和のバラ園」が会場ですが、
行くとほんとに咲き誇るバラたちの姿と多さに圧倒されました。
ほんのりと香ってくる、バラの香りが心地よくて、
しばしいろんなことを忘れて花の中でたたずんでいたいと思いました。
平和のバラ園ですが、大きく分けて7つのエリアで構成されていて、
春と秋には250種2400株のバラを鑑賞する事が出来ます。
フレグランスローズガーデン、モダンローズガーデン、ローズアーチ、
ジャパニーズローズガーデン、ベレニアル&ローズガーデン、
メモリアルローズガーデン、小谷内健作出ローズガーデン
(これは、このバラ園をリニューアルするときに監修したローズソムリエの
小谷内健さんが作られたバラを展示しています。)、あとは
野田藤発祥の地である大阪市福島区の「のだふじの会」から寄贈された
「ノダフジ」も藤棚エリアに展示されています。
万国博覧会からある主な品種としては、バラの中でも最高傑作と言われる
「ピース」や、イギリスのバラの大家ディクソンが万博開催当時
美智子妃殿下にささげた品種で、博覧会終了後、守り続けてきた重要種である
「プリンセスミチコ」があります。
「国際香りのばら新品種コンクール」銀賞受賞した「フィネス」は、
レモンバームなどの爽やかな香りにダマスクが溶け込む
アロマティークな芳香です。樹勢(じゅせい)は、広がるように生育する
木立性(こだちせい)で、花付きがとてもよく、秋まで繰り返し良く咲きます。
このお花、すごくいい香りでお家に有ったらいいなぁなんて思いました。
もちろん、香りだけではなく、色もローズピンクでお花の姿も花弁が
幾重にも重なったまあるい形で素敵でした。
「恋結び」や「恋心」などの可愛い名前のバラや、「ブルームーン」という、
薄い紫がかった大人っぽい印象のバラ、「ノルディア」という
目の覚めるような赤いバラ、「かおりかざり」という可愛い印象のバラ。
「マサコ」は、今上陛下が皇太子としてご成婚の際、
皇太子妃雅子殿下(当時)にちなんで名付けられたバラです。別
名は「エグランタイン」とも呼ばれています。
イングリッシュローズの代表的な品種のひとつでたいへん人気の高い品種です。
花形はよく、花弁は縁が少し上に反り返り、
ほとんどカップ受けのお皿のような形になります。色はソフトピンクで、
甘く魅惑的で繊細なオールドローズ香があります。
中背の理想的な樹形で小枝の多いブッシュ状の樹形。
病気もほとんどなく、あらゆる点で優れた品種です。
とびぬけて耐寒性が強いのも特徴だそうです。
「ノックアウト」というバラですが、バラ園には5種類あって
「ノックアウト」「ブラッシング ノックアウト」「サニー ノックアウト」
「ホワイト ノックアウト」「ピンク ノックアウト」があり、
アメリカで作られました。
二重咲のバラでとても花月が良く、四季咲き性はとても強く、
花殻を切ったそばからどんどん花芽が上がってくる感じで
春から晩秋まで繰り返し咲き続けるそうです。
ノックアウトという名前は、抜群の耐病性で病気をノックアウトする
と言うことからだそうです。
つるバラもたくさんあり、ほんとにたくさんの種類があるのだなと改めて思いました。
ローズフェスタの期間中は、
ワークショップやトークショーなどのイベントがあるそうです。
参加されて、バラについての学びを深めるのもいいかもしれません。
秋のお天気のいいひと時、ゆっくり過ごされるのはいかがでしょうか。
今日は、「万博記念公園 秋のローズフェスタ」をご紹介させていただきました。
来週の放送もお楽しみに
『SENRI・STREET』
月曜〜木曜日13:00~14:00放送中!