番組への
メッセージ

2021年12月16日(木)『ごきげん千里837!(やぁ、みんな)』

皆さんこんにちは〜
ごきげん千里837木曜日担当の椢原佳子(くにはらけいこ)です。
今週も聴いていただき、ありがとうございます♪

今週は、豊中市立 生活情報センター『くらしかん』で
現在おこなわれているパネル展、
「お正月の各地のお雑煮と郷土料理」についての話題をお届けしました。
くらしかんは、阪急電車で岡町駅下車、徒歩で15分程で到着します。

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くらしかんのパネル展は、毎月ごとに
いろんなテーマで行われていますが、
今回はお雑煮と郷土料理!日本全国まるっと紹介してくれています。

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すごく沢山ありますが・・やはりお雑煮!
お雑煮はすまし汁文化、みそ仕立て文化、小豆汁文化・・と
大きくは3つに分かれているようでした。
まず、大阪のお雑煮の詳しい説明はこのようになっています。

「大阪では丸餅を主とし、切り餅は使わない。
 焼かずに白みそに入れる。丸餅は望に通じ、円満を表す。
 大根は輪切りで和に通じ、焼き豆腐は焦げたところが
 松に似ていて松皮豆腐という。
 頭芋は「おかしら祝い」を表し、白みそに花かつおを振りかける。」

大阪のお雑煮のことさえ、白みそを使う事以外ほぼ知らなかったです。
焼き豆腐が定番とか、花かつおふりかけるとか、勉強になりました!

岩手県釜石市では焼いたワカサギをトッピング。
すじこ、なると、大根、ニンジン、ごぼう、せりが入り
すまし仕立てにして甘いくるみ醤油だれを付けて食べるのが特徴。
くるみだれは盛岡でも使う。

秋田県 男鹿地方では、ふぐか焼きあじでだしを取り、
焼いた角餅とごぼう、長ネギを具に岩ノリをトッピング。
まれにしょっつるで味付けすることもある。

新潟県新潟市では、鮭、イクラ、大根、人参、里芋を
具に入れるすまし仕立て。豪華な親子雑煮である。

神奈川県小田原市では名物のかまぼこ・コマツナを
賑やかに入れて昆布・かつお・しょうゆの澄まし汁。

全国から人が集まる東京では、出身地によってさまざま。
江戸風の雑煮は鰹節や昆布でだしを取り、醤油味、焼いたお餅の香ばしさに
小松菜・鶏肉、みつば、ゆずの皮、海苔を飾り香りを楽しむ。

三重県桑名では小松菜をいれ昆布、かつおの澄まし汁、
それにはまぐりの潮汁を添えるんだそう。汁物に汁物をそえるんですね。

あと・・一つ、レシピが載せてあったのですが何をかくそう、
それは香川の「讃岐のあん餅雑煮」です。いりこ・白みそ・あんもち!
これは本当にすごい組み合わせ!と思いますが、
「白みそにあん餅」と聞くと初めての人には抵抗があるかもしれませんが、
甘いものが少なかった時代には何よりのごちそうだったそう。
全国的にも珍しいお雑煮ですので、一度試してみてはいかがでしょうか?
詳しいレシピ気になる方はぜひくらしかんへ。
12月27日まで展示されています。

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そして、千里de川柳に今週もご参加ありがとうございます!
12月の川柳テーマは『贈り物』
今週も、川柳とメッセージが温かく、
・・そして面白いし興味深かったです。いつもありがとうございます♪
来週も皆さんからの川柳、楽しみにお待ちしています( ^ω^ )


『ごきげん千里837!(やぁ、みんな)木曜日』
椢原佳子