みなさん、こんにちは!
今週もお聴きいただきありがとうございました。
今週のカルトークでは、
絵本「おおきなかぶ」を深読みしてご紹介しました。
かぶが抜けなかったのは、
おじいさんの足がかぶにかかっていたからと知り、
改めて挿絵を見ると楽しい発見がたくさんありました。
やはり読み継がれる絵本は、掘れば掘る程面白いですね!
そして、今週の「やってんねん関大!おおさかまち探し」のコーナーでは、
深井麗雄先生にお電話にてお話をお伺いしました。
話題は深井先生のお知り合いでもある書道家の藤野北辰さんについてでした。
藤野さんは、コロナ禍で宿泊療養施設となった某奈良のホテルに、
感染者や医療従事者の方々を応援しようと
「頑張ろうともに」「祈 早期回復」というメッセージを送ったそうです。
その方法は、ホテルから60メートル程離れた建物の窓に
一文字づつ書にして貼り付けるというもので、
遠く離れたところからでも目に留めることができました。
奈良には景観保護の観点から高層の建物が少なく、
規制されている地域もあります。
そういう意味では、60メートル間に文字を遮る建物がなく
言葉を届けることができたのは、
奈良ならではの方法だったようにも感じます。
実際の写真も拝見し、私自身も力強く優しい言葉に励まされました。
まだまだ心配なことや乗り越えていかなければならないことは
たくさんありますが、藤野さんの言葉のように「頑張ろうともに」
と心に唱えながら乗り越えていきたいです。
今年も残りわずかとなりましたが、
みなさんもどうか体調に気を付けてお過ごしくださいね。
それではまた来週~(^^)
寛座陽子
『情報ステーション 木曜日』
毎週月曜日~木曜日午後4時~5時オンエア