番組への
メッセージ

2021年7月3日(土)ばんちゃんのコレラジオキクキク

こんにちは(‘ω’)ノアシスタントの桜山 結子(さくらやま ゆうこ)です。

最初の話題は、
「おっぱい」の秘密 哺乳類なら知っておきたい!神秘の液体“母乳”
についてでした。
熱帯から極地まで、あらゆる場所に進出する事ができた哺乳類。
それを可能にしたのが、生息環境や子育てスタイルに応じて
最適な成分に進化したおっぱいです。因みにおっぱいとは、
母親の血液中の栄養と水分が、
乳房の中にある乳腺に取り込まれて作られるもので
主な成分は、水分、糖、タンパク質、脂質でどの動物でも共通しています。
しかし、その割合は動物の種によってかなり異なる事がわかっています。
カナダなど寒い地域に生息するタテゴトアザラシのおっぱいは、
色は、マヨネーズのようでどろどろとしています。
成分は、半分以上が脂質、次に水分、タンパク質、
その他ほんのわずか糖質で7割が栄養分です。
理由は、赤ちゃんが海の上にある氷の上で誕生し、寒い環境で体温を保ち
その後の水中生活に耐える為に分厚い皮下脂肪か必要だからです。
また、授乳期間はたったの2週間、生まれた瞬間10kだった体重は母乳だけで、
なんと40kまで成長します。続いて、アフリカの草原で暮らすキリンのおっぱいは、
とてもサラサラしています。これは、暑い地域に住む動物にとって大切な
“水分の補給源”となるからです。
成分は、ほぼ水分続いてタンパク質、脂質、ミネラル、糖分となるです。
授乳期間が約300日で急激な成長の必要が無い為と考えられています。
最後に人間の母乳成分は、水、次に糖質、脂質、タンパク質、ミネラルの順番です。
人のおっぱいの特徴は糖分が多い事です。
これは、人が哺乳類の中で特別に大きな脳を持ち、
赤ちゃんの時にとても脳が発達する事によって、
大量のエネルギーを脳で消費しているからです。
その為、エネルギー源の糖を沢山含むと考えられています。
環境に応じてプログラミングされている“おっぱい”の凄さ!とても神秘的です。

続いて、キッズ先生のコーナー「小学4年 田中 凛華子先生」でした。
最初の話題は、4年生になって新しく出来たお友達について。
転校してきた身長の高い面白い女の子と仲良くなったそうです。
凛華子先生から“よろしくね”と声を掛けました。
鬼ごっこをするとそこ子は足がとても速いそうす。
続いて、好きな季節について、冬が好きだそうです。
理由は、サンタさんもやって来るし雪合戦をしたり雪だるまを作る事が出来るからです。
次に、七夕のお願い事について聞きました。
ピアノコンクールで金賞を獲る事と来年、
スキー合宿に行けますようにとお願いするそうです。
ぜひ、どちらも叶うといいですね。
最後に、凛華子先生が学校で作った、
社長も務めている“ダンゴ虫”の会社について聞きました。
この度、社名が“日本ダンゴ虫株式会社”に変更になりました!
なんとも規模の大きい会社になりましたが社名変更により
特に活動内容に変わる事はないそうです。
今後どんな展開になるのかそして、ダンゴ虫のお家を作る会社なのですが、
どんなお家を作っているのか次回はこの辺りを聞いてみようと思います。

最後の話題は、百名水「宗祇水(白雲水)」にいてのお話しでした。
岐阜県郡上市八幡町にあり、名水百選の第一号に指定された場所です。
宗祇水は、商店街の一角に建てられた祠の下からこんこんと湧き出ており、
町並みを通って長良川の支流吉田川に注がれています。
この名水が誕生したきっかけは、
この場所で江戸時代と大正時代に大火事に見舞われた事で作られました。
それによって、消化用にバケツが準備されているのを見る事が出来ます。
名前の由来は、連歌の宗匠として知られた飯尾宗祇が文明年間この泉のほとりに
草庵を結んで、湖の清水を愛用したと事から名付けられたものです。
また1471年、郡上の領主であり歌人としても知られていた東常縁が、
のちに連歌の大家となった宗祇に古今和歌集の秘伝の解釈を伝えました。
宗祇がこの伝授を終えて帰京する際に、常縁はこの泉水で
「もみじ葉の流るる竜田白雲の花のみよしの思ひ忘るな」
という一首を、はなむけに詠ったと伝えられています。
宗祇水は、史跡としても守られてきており、市史跡文化財、
県の史跡文化財の指定も受け、
毎年8月20日を縁日(宗祇水神祭そうぎすいじんさい)と定め、
狂俳、連句の奉納のほか文芸祭、水中花火、
お茶会などのイベントが開催、文化活動が盛んです。
その中で踊られる“郡上おどり”は阿波踊り、花笠踊りと並んで
日本三大民謡踊りの一つです。
さて、この宗祇水の水路は、階段状になった“水舟”と呼ばれる形状になっていて、
堰板で仕切り、それぞれ役割があります。
水源⇒飲料水⇒米などの洗い場(すいか冷やしに利用)
⇒野菜などの洗い場⇒さらしば(桶などをつける)となっています。
この水は、鍾乳洞のいわば自然が作り上げた濾過フィルターを通過してくるので、
天然のミネラルが豊富に含まれていることが分かっています。
水量は、100L/1分、温度は16度ほど、とろっとしていて柔らかい、
何杯も飲めちゃう美味しい味だと、ばんばさんは話していました。
今回は、昭和百名を象徴する宗祇水の紹介でした。


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郡上八幡駅で押したスタンプ。他ページにも複数ペタペタ。
「誰かが欲しい言うた時の為!」とばんちゃん

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7月1日、馬場さん82歳の誕生日おめでとうございます!
これからも元気に!よろしくお願いいたします!



『ばんちゃんのコレラジオ キクキク』
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