今日のゲストは
いいとこ取りドクター しょこ先生こと、
松沢祥子さんでした。
“いいとこ取りドクター”？
まずはその由来をお聞きしました。
松沢さんは医師として働かれています。
ある時、ご主人の影響で漢方に興味を持ち、
勉強すると面白く、そこからアロマやハーブなど幅広い補完療法を学びます。
（※補完療法とは、西洋医学を補う医療のこと）
補完療法を共に学校で学ぶ人の中には
「病院に行きたくないから勉強している」
「医療に取り入れたいけど先生に反対されている」
という様々な声が。
患者側と病院側の考えに食い違いがある？と、違和感を覚え
「みんなで いいとこ取りしたらいいやん！」と思ったことから
『いいとこ取りドクター』 と名前を付けました。
2～3年前から腸内環境を良くする「腸活」に目覚めた松沢さん。
きっかけはダイエットを始めた事でした。
運動したり、食事に気を付けたりするものの極度の便秘になってしまい、
ダイエットしていても、食べた物を出さないからには体重は減らないと考え
“便秘を解消する”という目的で学び始めました。
腸活の本を読むうちに、まだ研究段階で確立されている訳ではないけれど
腸内環境を整える事は習慣病や精神病、癌など病気にも良いのではないか、
と腸内細菌の可能性を感じるように。
さらに”便”を”宝”だという腸内細菌の研究者達の想いに感銘を受け、
「腸活を広めたい！ 自身で健康になろうという意識を持つ事と
自分の腸内細菌を愛でる事はリンクするし、やりやすいのでは！
腸活に欠かせない発酵食を知ってもらおう」
そうして医師をする傍ら、発酵食の良さを広める活動や
子供にも安心して与えられる甘糀を使ったグラノーラの開発を
するようになりました。
自身をズボラと言う松沢さんから、
家でも簡単に発酵食を取り入れることが出来ると教えていただいたのが
『麹醤油』。
市販の米麹に醤油をヒタヒタに入れて1日1回スプーンで混ぜるだけ。
糀の形が無くなってきたら出来上がりです。
夏場は約5日、冬場は2週間ほどで完成。
さらに、ヨーグルトメーカーがあれば一晩で出来上がり。
煮沸もしくはアルコール消毒した陶器の器やガラス瓶で保管して下さい。
料理に使う際は普段の醤油と同じ分量で良いそうです。
（醤油大さじ１の場合、醤油糀大さじ１でOK）
「自分の健康は自分で守ると意識してほしい」
コロナ禍にある今、
三密を避ける、マスクを着ける、しっかり手洗いする、
これをしたら絶対に防げるというものではなく、
スイスチーズのように穴だらけの予防だけど、
色んなガードを持っておくことで穴が塞がっていきます。
生活習慣、食生活、基本的な事を見直し、
免疫を高めることが重要です。
とお話いただきました。
腸活のこと、発酵食品のこと、健康のこと、
まだまだ聞きたい事が盛り沢山でした！
松沢祥子さん、ご出演ありがとうございました。
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