こんにちは(‘ω’)ノアシスタントの桜山 結子(さくらやま ゆうこ)です。
最初の話題は、「富士山噴火」についてでした。
近年、南海トラフ地震や富士山噴火の話題はよくメディアでも取り上げられます。
“いつきてもおかしくない”と準備をしなくてはいけない!
と呼びかけてはいるものの実際には“本当にくるのかな”
って内心思ったりもしています。
世界の1%にも満たない日本の国土には、
全活火山の7%に当たる111もの活火山が集中しているそうです。
その中でも富士山がもっとも威力は強いようですが、
それ以外にも噴火の恐れがある山がこんなに国内にあります。
さて、富士山は過去5600年の間で180回以上噴火していて、
これは平均すると30年に1回ペースです。
しかし前回噴火したのは宝永の噴火と言われる1707年と
もう300年以上噴火していません。
因みに富士山は、人間に例えると10~20歳と若い山だと専門家は話します。
よって今後もと活動は活発化するようです。
そんなエネルギーのある富士山がこれだけ噴火しないとなると
溜まりに溜まったマグマは、次はとんでもない事になるのではないか
と指摘されています。
また、近年の研究で、周囲に新たな火口がいくつも見つかり
ハザードマップも今年3月に新しく作りかえられました。
富士山噴火での経済的被害額は首都圏だけで2兆円を超えるとも言われています。
しかし火山大国日本は世界的にみても火山の知識はトップレベルだそです。
2000年に北海道有珠山で発生した噴火は地震の多発などから
事前に察知し住民も避難させ難を逃れた事もありました。
このような研究がもっと進んで来る富士山の噴火を
どうか回避できないものかと強く思いました。
続いて、キッズ先生のコーナー
「小学4年生 田中凛華子先生」でした。
最初の質問は、2学期の目標について。
校長室の前にいい事をすると名前を張り出されるコーナがあるそうなんですが、
綺麗に挨拶するなどをしてそこに貼られたいと言っていました。
ラジオでもいつも元気に登場してくれるのできっと沢山貼られそうですね!
次に、2学期の行事について。
運動会や学習発表会でSDG’sの14番目の項目を発表したり
英語のスピーチ発表も予定されていて2学期はかなりの大忙しの様です。
少しだけ英語のスピーチで発表する“大きなかぶ”を話してくれましたが、
英語が流暢過ぎてばんばさんと2人で驚きを隠せませんでした。
そして運動会の練習も始まっているそうで
フラフープを使った競技があるそうです。
勉強も運動も得意な凛華子先生、2学期も大活躍の予感ですね。
最後の話題は、百名水「竜門の清水」でした。
竜門の清水は佐賀県西部の西松浦郡有田町を流れる
広瀬川の上流域に湧き出る名水です。
この地は有田焼の原料である流紋岩の産地で、
この流紋岩に浸透し地下に滞水した水が湧き出し広瀬川の源となっています。
川は原生林抜けて竜門ダムに流れ着き、
西有田町に暮らす人々の生活を支える水道水の源となっています。
“21世紀に残したい日本の自然100選”にも選ばれています。
県立自然公園の黒髪山系からの湧水である竜門の清水は、
洞窟や原生林、渓谷の奇岩間をぬって流れていきます。
名前の由来は清水が流れる竜門峡地名にあると言われています。
この地域には昔から、鎮西八郎為朝の大蛇退治の伝説をはじめ、
多くの言い伝えが残されています。
大蛇退治の伝説は、朝廷から角が7本ある大蛇退治の命令を下された
鎮西八郎為朝にまつわる話です。為朝は数年間大蛇を追い続けた後、
黒髪山の麓、竜門の清水から山向かいにある波佐見町の
“白川の池”で退治したそうです。
大蛇の血で真っ赤に染まったこの池は、10年毎に赤色になると言われています。
為朝は大蛇を退治した証として、その鱗を3枚剥がして牛に運ばせたが、
鱗があまりに重すぎたため牛は疲れ果てて死んでしまい、
その死を悼んだ為朝が牛を供養したという話も残されています。
さて、こちらの水の味ですが、少しクセがあり薄く海水の味もするそうです。
有田と言えば、“有田焼”として磁器が有名ですね。
現地に行くと窯元がいくつもあり無料で絵付けの作業など
職人の技を見る事ができます。
また、有田には“ごどうふ”と言ってにがりを使わず、
くずと澱粉を加えたもっちもちのゴマダレなどで楽しむご当地グルメもあります。
そしてこの名水の傍にもありますが、鯉料理もとても有名な場所です。
山水画の様な素敵な風景と名水そして美味しいものも溢れる有田の名水
“竜門の清水”また行きたくなりました。
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