こんにちは!SENRI・STREET 月曜日担当の本田かおりです。
1月24日の15回目の放送では、
「令和3年度千里ニュータウン情報館企画展
「北急でGO!! -まちと電車の50年物語-」」についてお話ししました。
千里ニュータウン情報館は、阪急南千里駅下車すぐにある
千里ニュータウンプラザ2階にあります。
1970年(昭和45年)の開通から、千里ニュータウンとともに
50年の時代を築いてきた北大阪急行電鉄。
吹田市立千里ニュータウン情報館では、
両者の歩んできた半世紀をふりかえる冬の企画展
「北急でGO!!-まちと電車の50年物語-」が開催中です。
開催期間は2022年1月13日(木)から
2022年2月27日(日)までで入場無料です。
開通から現在までの千里ニュータウンと北大阪急行の写真をはじめ、
実際に使用されたヘッドマークや駅名標、ホンモノそっくりな鉄道模型など、
貴重な展示物がいっぱいあります。そしてマンホールチャレンジ!!として、
桃山台駅前にある吹田市と北大阪急行電鉄のコラボマンホールを見つけた人に
プレゼントがあります。在庫が無くなり次第終了ということです。
ちなみに、コラボマンホールのある場所のヒントは、
桃山台駅エレベーター前の歩道にあります。
写真を撮影して千里ニュータウン情報館の方に見せてくださいね。
会場は様々な展示と説明があり、随所に工夫がされています。
目を引くのは、情報館の方が丹精を込めて制作された鉄道模型です。
素敵に再現されたジオラマは、情報館のある近くの団地を再現していて、
その周りに北大阪急行を再現したNゲージの大きさの車両が囲んでいます。
2000型車両、7000系車両、8000系車両POLESTAR号、
9000系車両POLESTARⅡ号の4つがありました。
そして、記念切符や駅表示板などの鉄道グッズの数々。
そこには、いろんな列車の先頭につけられていたヘッドマークや、
今では懐かしい車内で実際に使われていた列車の行き先を表示する
報告幕の展示もあります。今は、LED表示になってしまい
アナログ表示はなくなりましたが、貴重な資料です。
写真パネルでは、たくさんの写真が掲示されていて、
千里ニュータウンのできる前の様子や、建築現場、
北大阪急行の開業当時の駅舎の様子、
万国博覧会の当時の貴重な資料などがありました。
写真の一つ一つに、その当時の様子がしのばれるとともに、
そこに関わってこられた方々の思いが伝わってきました。
映像資料のコーナーでは、北大阪急行の運行状況の映像や
記録映像などが放映されていたり、書籍などの資料もあります。
面白いなと思ったのは、それぞれの資料に
「千里ニュータウンタイムマシン1号」
「千里ニュータウンタイムマシン2号」
「千里ニュータウンタイムマシン3号」と名前がついていて、
1号は書籍などの資料、2号は北大阪急行の記録映像、
3号は千里ニュータウン画像検索システムになっています。
どれも貴重なものばかりです。
そう、北大阪急行の先頭車両の顔出しパネルもありました。
ご家族連れが、写真を撮影していかれるそうです。
そのほかには、千里ニュータウンの歴史が年表にあらわされていて
わかりやすいですし、懐かしい所では、簡易のユニットバスの走りであった
「ほくさんバスオール」の実際のものの展示があったりと、盛沢山でした。
今回見学してみて、鉄道と街との深いかかわりを知る事が出来て、
相互発展していくものだと改めて感じる事が出来ました。
鉄道ファンはのみならず、いろんな方々が行っても楽しいです。
一度、訪れてみてはいかがでしょうか。
次回のイベントは、千里こだわりギャラリーで
「千里山線を駆け抜けた車両たち」千里山線の足跡をたどる」
ということでMODEL工房P-6が製作した車両模型の企画展示があります。
千里山線で実際に走っていた車両を再現しています。
竣工当時は京阪電鉄の車両を使っていたということで、
今の阪急マルーン色ではなかったものまであります。
見学されてはいかがでしょうか。
開催期間は、2022年3月1日(火)から
2022年4月30日(土)の入場無料です。
リクエストやメッセージ、たくさんお待ちしております!
まん延防止等重点措置発令中のため、少しの間番組はお休みですが、
次回の放送もお楽しみに!
『SENRI・STREET』
月曜〜木曜日13:00~14:00放送中!