日活ロマンポルノ50周年を記念して、3人の監督が手掛けるプロジェクト《ロマン・ポルノ・ナウ》の第一弾、松居大悟監督が初めてロマンポルノに挑戦した「手」
オジ様が好きな20代のサワコ。同年代の同僚と付き合うことで、少しづつ変化していく・・・。
女性の方でもスッと入り込める作品で、これはまさに父と娘の物語。
心地よい余韻が残る秀作でした。
原作の傑作漫画をこよなく愛するスタッフとキャストで完成させた「マイ・ブロークン・マリコ」は、亡くなった親友の遺骨と旅をする心に刺さる物語。
タナダユキ監督・永野芽郁・奈緒が作り上げた85分の世界観は、内容のぎっしり詰まった愛すべき作品に仕上がっていました。。
ニュージーランド発「ドライビング・バニー」は、監視付きでなければ子供に会えない母親バニーが主人公。
一緒に暮すために車の窓拭きをしてお金を貯めていたが、あることで妹の家を追い出させれてしまう。
ただ娘の誕生日を祝ってあげたかっただけなのに・・・。
バニーのルールを無視した行動は負の連鎖となって、とんでもない方向に進んでいく。
社会の弱者を描いた作品ですが、ラストに救いがあってホッとしました。
「サハラのカフェのマリカ」は、砂漠のハイウェイ沿いにある簡素なカフェを営んでいる年老いた女性マリカのドキュメンタリー映画です。
たった1人で切り盛りするカフェに立ち寄る人々との会話で綴られているのですが、知らない世界に触れる面白さを感じました。
中国映画「1950 鋼の第7中隊」は、270億円をかけて制作された超大作です。
朝鮮戦争でアメリカを中心とする国連軍と中国志願兵が初めて戦った《長津湖の戦い》が描かれています。
リアルを追求した戦闘シーンに疲れてしまうほどの迫力でした。
映画誘人: 蕭 秀華
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『蕭 秀華のちょっといいcinemaにのせて』
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