心に苦しみを抱えた青年が、水墨画に魅せられ成長し再生する物語「線は、僕を描く」
主演は横浜流星。黒白のモノトーンの世界“水墨画”の奥の深さに触れる事ができます。
そして、自分の線を見つけ・将来に向かって一歩進む勇気を貰える作品になるはずです。
「夜明けまでバス停で」は、2020年に実際に起きた事件をモチーフに制作された高橋伴明監督の最新作。
「光る雨」以降、怒りを封印して20年。今の日本の現状に“もう怒ってもいいのではないか”という想いから、いつ自分の身に降りかかるか分からない《社会的孤立》が描かれています。
監督の怒りが手に取るように感じ取れる作品なので、エンドロールまで席を立たないで下さいね!
2014年に公開されたチャン・イーモウ監督と女優コン・リーが久々にタッグを組んだ「妻への家路」は、文化大革命で引き裂かれた夫婦の物語。夫を待ち続けた心労から記憶障害になってしまった妻。
文化革命終結後、夫は収容所から解放され妻の元ヘ帰ってくるのだが、夫を認識することが出来なくなっていた。
あの手この手で妻の記憶を取り戻そうとする夫。切なくも、心打たれる夫婦の愛情の物語でもありました。
「クリエイション・ストーリーズ」は90年代、数々の人気ロックバンドを輩出した世界No.1のインディーズレコードレーベル
《クリエイション》の創設者アラン・マッギーの半生を描いた作品です。
私にとってはマニアックでしたが、90年代のロックシーン、ブリットポップが大好きな方には、たまらなく魅力的な作品だと思います。
映画誘人: 蕭 秀華
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『蕭 秀華のちょっといいcinemaにのせて』
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