こんにちは(‘ω’)ノアシスタントの桜山 結子(さくらやま ゆうこ)です。
最初の話題は、「猫のはじまり」でした。
猫が日本にやって来たのは平安時代、
遣唐使の船に乗ってやってきたのが始まりだと考えられていました。
しかし最近の考古学の研究でそれよりも800年も昔だった事がわかりました。
長崎県の壱岐にある“カラカミ遺跡”で猫の骨が発見され
“放射性炭素年代測定”を使って紀元前2世紀ごろ
弥生時代のものと判明しました。
また、福井県の国史跡・興道寺廃寺跡周辺の古墳周溝から見つかった
古墳時代後期(6世紀末~7世紀初頭)の
須恵器片(古墳時代から平安時代にかけての日本で生産された
陶質土器(炻器)青灰色で硬い)に、
ネコとみられる小動物の足跡がついていました。
因みに、小動物の足跡がついた土器が見つかったのは、
兵庫県姫路市で見つかったものと並んで国内最古級のものだそうです。
この足形は、屋外で土器を乾燥中に小動物が踏んで
跡がついたと考えられています。とても可愛らしいですね。
イエネコの祖先は、野生のヤマネコが家畜化したもので
約13万1,000年前に中東の砂漠などに生息していた
“ビアヤマネコ”であることがわかっています。
猫は完全な肉食動物で人間が農耕を行うことになると、
穀物倉庫などに現れるネズミや野ウサギを狩るため、
猫は人間の生活圏に頻繁に足を踏み入れるようになりました。
猫は肉食の為、穀物に手を出す心配がなく
害獣・害虫を駆除してくれる番人として活躍しました。
今は、人を癒してくれる存在ですが、
最初の関りが用心棒だったなんてとても不思議ですね。
続いて、キッズ先生のコーナー
「小学4年生 阿部 晄大先生」でした。
朝からソーセージ2本を食べて登場してくれました。
最初の話題は、オリンピックについて。
ニュースでスキージャンプを見たと言っていました。
やってみたいウインタースポーツは“モーグル”
それとかっこいいので“アイスホッケー”をしてみたいそうです。
次に、まん延防止等重点措置下での学校での変化について。
参観日がなくなった事とクラブ活動が中止になっているそうです。
続いて、放課後の過ごし方について。放課後に漢字の再テストをうけました。
また、家では平日もゲームが出来る様になったそうです。
最後に、以前スマートフォンを買ってもらいたいと言っていましたが、
まだ、手に入れていないそうですが、今年中にはGET出来そうと話してくれました。
最後の話題は、百名水「清水の湧水」でした。
清水の湧水は、鹿児島県南九州市川辺町にあり万之瀬川の上流、
水元神社脇から1日に約6,000トンもの水が湧き出しています。
現在も、地域住民の生活用水や農業用水として使用され
地域の上水道の水源にもなっており、
約3,800世帯に対して1日に3,000トンの水を供給しています。
清水の湧水が発見されたのは、1249年であるとされています。
この名水は湧出している地区名が“清水”であったため、
清水の湧水と名付けられました。
かつては“生命の水”や“心の水”などと呼ばれていました。
ここの水は、ばんばさんいわく、14℃くらい、
シラス台地に2~3年または10年フィルターにかけられて上がってくるそうです。
また、酸性に近い水でとにかく美味しい、
とろっとしている(まるで蜂蜜を舐めている様な感じ)くせがあまりないでした。
この地域には“ガマ戸”と呼ばれる独特な仏壇があります。
これは鹿児島の方言で“洞窟”と言う意味です。
特徴として、昔、浄土真宗が弾圧されて時代に洞窟の狭い場所でも
祈る事が出来る様にと台座と仏様が一体になっています。
また、一見タンスに見えるような仏壇タイプや胴長、
半台付、別台付という様式もあります。
この技術は、仏壇だけに留まらずお神輿やカフェ、
九州新幹線の内装にもいかされているそうです。
この地域には、万之瀬川沿いに高さ20m、
幅400mにわたって刻まれている“清水磨崖仏群”があります。
平安時代から明治時代までの約800年間に、
200体の供養塔や仏像が彫りこまれています。
壇ノ浦の戦いで敗れた平家の落人が、
祖先供養のために刻んだと伝えられています。
1959年に県の史跡に指定されました。
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