番組への
メッセージ

2022年2月4日(金) 寺谷一紀の千里の道は世界へ通ず

皆様、こんにちは!
「寺谷一紀の千里の道は世界へ通ず」アシスタントの道越裕海です。
第一金曜日は「体のことは千里に聞こう」です。
スタジオには、阪急南千里駅すぐ済生会千里病院より消化器外科主任部長の真貝竜史先生にお越しいただきました。
今回のテーマは「もうちょう」ってなに?
【もうちょう】とは…大腸の一部で、本来は、病気の名前ではないです。盲腸のある場所は、小腸と大腸の境目にあり、大腸のメインルートからちょっと袋状に飛び出した部分の事を言います。大きさは、5cmくらいです。
【もうちょうの働き】について…草食動物では、微生物の力を借りてセルロースを消化する機能がありますが、人の盲腸は、消化の機能はほぼないそうです。
【虫垂】とは…盲腸の先端についている細長い腸の一部。太さは5mm前後。1cmくらい以上に腫れ上がると虫垂炎。長さは人それぞれだそうです。
【虫垂の働き】について…不要な臓器と言われていますが、虫垂に存在するリンパ組織が、粘膜免疫で重要な免疫グロブリンの産生に重要で、腸内細菌叢の制御に関与しているという報告もあります。
【虫垂炎】とは…虫垂が便のカスなどにより閉塞し、内部で炎症を起こす病気。ひどくなるとその虫垂の壁が破れて、虫垂の周りにテニスボールくらいの膿のたまりを作ったり、お腹全体の腹膜炎になったりします。
虫垂炎の原因としては、細菌やウイルスによるもの。虫垂に糞石や便がつまり、異物が詰まる。ストレスや過労などの生活習慣の乱れ。便秘などが原因となります。
虫垂炎の治療としては、手術か抗生剤治療があります。
今回も皆様から、たくさんご質問を頂きました。皆様ありがとうございます。
皆様から頂いた質問と合わせて、より詳しくYouTubeにて先生が解説してくれておりますので続きは、FM千里のYouTubeをぜひご覧ください。
次回このコーナは3月4日。テーマは、「顎のカクカクが気になったら」です。
次回は、済生会千里病院、歯科・口腔外科部長の金﨑朋彦先生にお越しいただきます。
ご質問や、体験談など、皆様からのご質問をお待ちしております。
質問の締切は2月25日(金)までとなっております。
FAX:06-6832-8370
E-mail :nocorin@senri-fm.jp
又は、番組表のQRコードを読み取り、専用の質問フォームもぜひご利用ください。

道越裕海のtalk to youは、「立春」についてのお話をしました。
立春にやると良い事や、立春に食べると良いものなどご紹介させていただきました。
次回の放送もお楽しみに!
皆さまからのメッセージもお待ちしております。

寺谷一紀さんのホームページ
http://www.terataniichiki.com

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