番組への
メッセージ

2022年3月26日(土)ばんちゃんのコレラジオキクキク

こんにちは(‘ω’)ノアシスタントの桜山 結子(さくらやま ゆうこ)です。

最初の話題は、「巨大怪鳥 ハシビロコウ」でした。
ハシビロコウは、ペリカン目 ハシビロコウ科、体長110cm~140cm、
体重4-7kg、寿命30-40年でアフリカ中央部 南スーダンからザンビアにかけて
湿地に分布している鳥です。
大きな口を持っていて、名前の由来にもなっています。
日本の場合ハシ(くちばし)ビロ(ひろい)コウ(コウノトリ)です。
英語名はシュービル、靴の様なくちばしです。
そして、最大の特徴がまるで置物の様に全く“動かない”事です。
なぜ動かないのか?それは、“狩り”の為でした。
ハシビロコウは、生きた化石と呼ばれる、大きさ1m程の巨大魚マンバが好物です。
このマンバは、とても警戒心の強い魚である事、
また縄張りがそれぞれある為行動範囲が狭い為、動く必要がありません。
そして、マンバの特徴がエラと肺でおこなう呼吸です。
数時間に一回水面に出て息継ぎをします。
その時に吸い込んだ空気の一部が泡となり出てしまいます。
ハシビロコウは、この泡を目掛けて狩りをします。
長い時には、数十時間じっと目を開けたまま動きませんが、
狩りの瞬間はすさまじく早く動く事が出来ます。
また大きなくちばしの先は、内側に曲がっていて、
引っ掛かりがある事と強力なくちばしでマンバの頭の骨を砕きながら食べる為、
獲物は決して逃がしません。
狩りの瞬間、目が白くなる特徴がありますが、
これは“瞬膜”と呼ばれるもので、水や埃などから目を守る第三のまぶたです。
現在、生息数は5000~8000羽といわれ絶滅危惧種に指定されています。
世界の動物園などでの飼育数は40~50羽、そのうち13羽、
約3割が日本の動物園で飼育されています。
世界的に見て日本はハシビロコウに会いやすい国となります。
ハシビロコウは、鳴くための機能が退化していて、ほとんど鳴くことはないようです。
コミュニケーションをとりたいときは、クチバシをカタカタと鳴らす
“クラッタリング”という行動を合図にしています。
また、あまり遠くへは飛ぶ事がなく最大で100~500mくらいと言われています。

続いて、キッズ先生のコーナー「小学4年生 田中 凛華子先生」でした。
最初の話題は、クラス替えについて。凛華子先生の学校は、
3年生までが2クラスで4年生から6年生は1クラスのみとなる為、
今回もクラス替えはないそうです。
5年生になって楽しみな事は、“委員会”活動です。
放送委員になって、運動会で実況をしたそうです。
また、給食の時間に好きな曲を流してみたいと話してくれました。
反対に不安な事は、もし放送委員会になって、
運動会で実況をした時に、失敗しないか心配だそうです。
最後に春休みの予定について。お兄さんの友人が引っ越しをして、
この春休みに会いに来てくれたそうです。
一緒にランチを楽しんだそうです。

最後の話題は、百名水「岩井」でした。
岩井は、鏡野町最北端、標高830mの鳥取県境近くの中国山地の森に囲まれた
三国山の麓にある岩井の滝の100m下流にあります。
とても自然豊かな場所にあり360度緑に囲まれています。
また、かなり雪深い場所の為12月から4月下旬にかけて
入る事が出来ない秘境の名水です。
名水岩井の元となる岩井の滝は、滝の裏側へまわり込めるようになっているのが特徴で
別名“裏見の滝”で知られています。
そして、冬には、滝が凍り、圧巻の“氷瀑”を楽しむ事も出来ます。
シンプルな名前の“岩井”ですが、その名前の由来は、
天候に左右されることなく、中津河川の上流岩の下から
水が流れ出していたことから“岩井”と名付けられたと言われています。
この水は、“子宝の水”として長年多くの人に親しまれています。
その昔、岩井の滝にある不動様になかなか子宝に恵まれなかった
中左エ門夫婦が願かけをした時“これより21日間岩井の清き水を飲むがいい。
きっと子宝に恵まれるであろう”とお告げを受けました。
お告げを守りこの水を飲み続けたところ、翌年の7月10日の朝に、
夫婦は可愛らしい女の子を授かったそうです。
そんな神秘の名水岩井は、水温は10度前後で、
湧水量は一日170t、味は、柔らかく、奥の方にミネラルを感じる、
サイダーの様な、薬用の水の味、お茶をたてる水としていいものとの事でした。
この水は、自己責任で飲料を許可されています。

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『ばんちゃんのコレラジオ キクキク』
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