番組への
メッセージ

2022年3月26日(土) 蕭 秀華のちょっといいcinemaにのせて

ケネス・ブラナー監督の幼少期を描いた自伝的物語 「ベルファスト」
1969年に起こった「北アイルランド紛争」を、9才の少年の目を通して前編モノクロのノスタルジックな世界観で描かれています。

「ぼけますから よろしくお願いします」から4年。
続編となる「ぼけますから よろしくお願いします〜おかえりお母さん〜」が4月1日から公開されます。
信友直子監督のご両親のその後を追った続編は、夫婦の愛の物語であり、介護・延命・終活など、行く道を考える作品でもありました。

「ナイトメア・アリー」はギレルモ・デル・トロ監督ならではの独特な映像の世界で描かれた米国ネオ・ノワール・サイコ・スリラー。
上昇志向の男が、その上昇志向の強さがゆえに滅びていく姿をブラッドリー・クーパーが見事に演じきっています。

最後は、ブラッドリー・クーパー繋がりで2015年に公開された「アメリカン・スナイパー」を紹介しました。
実在した伝説の狙撃手クリス・カイルのベストセラー自叙伝の映画化で、監督はクリント・イーストウッド。
主演を演じたブラッドリー・クーパーは製作も務めています。
戦闘シーンはリアルで臨場感がありますが、PTSD(心的外傷後ストレス障害)、心の病に悩まされる、その傷の深さは計り知れません。
戦争は悲劇しか生まないことを、改めて実感した作品でした。
R15+指定


映画誘人: 蕭 秀華



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『蕭 秀華のちょっといいcinemaにのせて』
every Saturday pm3:00-pm4:00 O.A