番組への
メッセージ

2022年4月30日(土)ばんちゃんのコレラジオキクキク

こんにちは(*^^)v
アシスタントの桜山 結子(さくらやま ゆうこ)です。

image0.jpeg

最初の話題は「沖縄返還50周年」でした。
沖縄は2022年5月15日、日本本土に復帰して50年を迎えます。
戦後27年間、沖縄は日本本土から切り離され米国の統治下に置かれていました。
アメリカ統治下の沖縄では日本国憲法が適用されず、とても厳しい環境に置かれていました。

ばんちゃんは、これまで沖縄に何度も足を運んだ事があるそうです。
当時を振り返ると統治下時代、沖縄に行く時には身分証明書が必要だったり、沖縄の通貨はドルで高い時は1ドル360円だったそうです。
これまでの歴史を振り返ると沖縄の方々に申し訳ない気持ちでいっぱいになりがら沖縄に行ったそうです。

しかしその思いとは裏腹に、沖縄の方々から思いもよらない“おもてなし”を受けます。
バスで出会った方にドルが高いからと言って宿泊場所を提供してもらったり、夜には飲み会がおこなわれ一緒にワイワイ楽しんだりしました。
あまりの賑やかさに寝れない夜が多々あった程です。

印象的だったのが、夜中に仕事から帰って来た地元の方が三線を奏で歌っていました。
地元の方々の多くは、米軍基地に勤務されていた方が多く慣れない異国の環境での仕事から帰って来ると沖縄人である事を思い出す様に三線を奏でていたのではないかと話していました。

沖縄には、美しい海、山、空気、食文化や芸能文化、更には美しい言語、そして温かい素敵な人々がいらっしゃいます。もう二度とあの様な悲しい出来事が無いように、まずは歴史を知りそして一人一人が考える事が大切なのではないかと感じました。

──────────────────────────────────

続いて、桜山が紹介するパワースポットのコーナー!
大阪市住吉区にある「住吉大社」を紹介しました。

全国、2300社ある住吉神社の総本社、と言われるとても格式の高い住吉大社。
今から1800年程前に、神功皇后が新羅へ出兵の際、海の神である底筒男命、中筒男命、表筒男命の住吉大神に海上での安全を祈願されました。
そして、無事に帰国された時にこの場所に住吉大神をお祀りになった事がはじまりです。

境内はとても広く3万坪、東京ドームの2倍以上の大きさと言われいます。
そのためとても見どころ満載です。

まずは、渡るだけで“おはらいになる”と言われている“反り橋”通称 太鼓橋(ばし)が直ぐに目に入ります。
最大傾斜は約48度!是非歩きやすい靴で行きましょう。

それを渡ると手水舎があります。可愛い兎の口から水が出ています。
これは、住吉大社の創建が辛卯の年卯月の卯日だった事に因んで奉納されたからです。

さて、中に入ると“住吉造”という神社建築史上最古の様式の一つで作られた4つの本殿があります。
こちらは、その貴重さから全てが国宝に指定されています。この4つに参拝する事が正式参拝と言われています。
お祀りされているのは、住吉大神と神功皇后です。
その他商売繁盛・家内安全コース 心願成就コース 縁結び・夫婦円満コース 安産祈願コースと願い事に因んだ周りかたを住吉大社のHPで紹介されています。

都会にありながらも鳥のさえずりや風に揺られる蝶々、そして心地よい風など感じながら巡る事ができ、オアシスの様な場所でした。
次回パート2では“体験型”の住吉大社を紹介します。お楽しみに♪

───────────────────────────────────

最後の話題は、昭和の百名水「轟水源」でした。

轟水源は、熊本県宇土市にあり、そこから南西に火山岩から出来た大岳系山地東麓があります。
そこに降った雨が、火山岩の割れ目を通り平野部との境界で湧出しているものと考えられます。

丘陵が多く、緑川の河口部近くでは海水の逆流もあり灌漑用水が不足していました。
また、宇土市周辺でも、井戸を掘っても塩水が混じることが多く、水に恵まれませんでした。
そこで、1646年に宇土藩の第2代藩主である細川行孝公が、水源から4.8km離れた城下まで陶管を結ぶ大工事を行いました。
これは、現在でも家庭生活用水として使われている日本最古の上水道です。
その後、1769年に、第6代藩主である細川興文公により破損の激しかった陶管を、馬門石を使ったフタ付きU字型の石管に取り替える大規模な改修が行われ現在に至ります。

この名水の温度は14℃~18℃程、現在でも毎分4200リットル、1日約3000トンの湧水量があります。
ばんちゃんの飲んだ感想は、美味しい、少し阿蘇山の影響を受けている、鉱物質の味、とろってしているが、チクっとする部分もある、結論、理想的な水だそうです。
飲む際は、煮沸して飲む様にとなっています。

名水のある場所では、ビール作りをされている所も多くありますが、こちらでも地元で収穫されたフルーツのクラフトビールが人気のようです。
苺やブラッドオレンジ、そして昭和から平成にかけては、宮内庁に献上されていた網田ネーブルを使ったものです。

今回は、名水の最も多い県の一つ熊本県の轟水源を紹介しました。

──────────────────────

今週の番組もお楽しみいただけたでしょうか?
毎週土曜日の10~12時!「ばんちゃんのコレラジオキクキク」
来週もこの時間をお楽しみに~ 😛
『ばんちゃんのコレラジオ キクキク』
毎週土曜日10:00~正午まで放送中!