こんにちは(‘ω’)ノ
アシスタントの桜山 結子(さくらやま ゆうこ)です。
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今回は、“夏休みスペシャル”と題して「オバケ」の話をしました。
まずは、オバケや妖怪って何でいるの?その答えは“人の精神安定”の為!という予想もしなかった答えがばんちゃんから飛び出ました。何か変だなと思う事や運が悪い事が起る、その時に原因が分からないとずーっと不安なままですね。その理由の分からないものにオバケや妖怪のせいだ!としてしまうと“そっか!”腑に落ち、前に進めるというわけです!
さて、ここからいくつかのオバケ&妖怪を紹介しましょう。
まずは、“一つ目小僧はゾウだった!?”です。
これは、数年前にばんちゃんが大阪大学で開催された“科学でオバケを解説する”というイベントに行った時の話です。ナウマンゾウの化石が見つかり顔の真ん中に大きな穴が空いていました。それはゾウの鼻に当たる部分ですが、そこに一つの目が入っていたのではないかというものです。何だかワクワクしますね。
続いて“ぬえ”をご存知でしょうか?大阪港の紋章にも描かれた妖怪です。
顔はサルで胴体はタヌキ(トラの場合もあります)、手足はトラそして尻尾はヘビという色んなものがまざったものです。時代は平安末期、天皇の住む御殿に夜になると黒煙と不気味な鳴き声が聞こえる様になりました。それを怖がった天皇は病気になりました。そこで弓の達人だった源頼政に、怪物の退治を命じました。見事退治すると天皇の体調も良くなりました。そして祟りを恐れてその怪物“ぬえ”を鴨川に流します。その後、淀川に流れ、湿地帯だった(当時の)澤上江に漂着します。そこで祟りを恐れた村人たちが、現在の大阪市都島区に祠を建て“鵺塚(ぬえづか)”として祀りました。
次はFM千里がある豊中市に残る妖怪の話です。
豊中市の服部緑地あたりは多くの池があり、とある古池から通りすがりの子どもに“相撲をとろう”と声をかける河童がいました。声をかけられた子供はその誘いにのります。河童は見た目に反してとても強く負けません。
そして負けてしまった子供は、お尻の穴から生血を吸うという恐ろしい罰が待っています。しかしある日、河童がいつものように、通りすがりの子供に相撲をしようと声をかけ、いざ勝負をするとその子供はやたら強く、河童に勝ちます。なぜ強かったかというと仏様に出すご飯“おっぱん”を食べたからでした。それ以降、外に遊びに行く子供に親たちはおっぱんを食べさせたそうです。
最後は、ばんちゃんの不思議体験!
ばんちゃんのお父さんの埋葬の時の話です。亡くなったのは今から46年前の事でした。当時は“土葬”だったそうです。お父さんを埋葬する為にお墓を掘ります。するとお父さんより先に亡くなったお祖母さん(ばんちゃんが小6の時に亡くなりました)の綺麗な形のまま残っていた頭蓋骨が現れたそうす。ばんちゃんはその頭蓋骨と目が合い、しかも笑ったように感じました。その時、怖いとかの感情ではなく、心が熱くなったそうです。その綺麗に残った頭蓋骨を持ち帰りたいと思った矢先、葬儀を取り仕切っていた方が頭蓋骨を壊してしまいました。理由を聞くと「このままの形で残して置くと気持ちが残ってしまうから(成仏できないと言われている)」壊したそうです。
皆さんの好きな妖怪やオバケはいますか?
また不思議な体験などありましたら、是非お聞かせ下さい。
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今週の番組もお楽しみいただけたでしょうか?
来週もこの時間をお楽しみに~ 😛
『ばんちゃんのコレラジオ キクキク』
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