今週もお聞き頂きありがとうございました。
8月になりました。
番組では毎月、JTA日本トランスオーシャン航空が発行する
美ら島物語カレンダーに掲載されている様々な沖縄の風景を紹介しています。
8月は久米島の「ハテの浜」。
久米島は沖縄本島から西へおよそ約100kmのところにあります。
久米島の東側に位置する「ハテの浜」は、
全長約7kmにわたって延びる砂州でできた無人島です。
360度海に囲まれた景色は、東洋一美しいと言われています。
ハテの浜へは久米島から船で30分くらいで行く事ができます。
久米島へ行くならぜひ訪れたい場所です。
今年もこの季節になりました。
第31回りゅうぎん紅型デザインコンテストが開催され、
坂本希和子さんの「太陽の庭」が対象に選ばれました。
りゅうぎん紅型コンテストは紅型の振興と若手工芸家の育成、
紅型デザインの新しい領域を追求していくことを目的に
琉球銀行が開催しています。
坂本希和子さんの作品は来年の琉球銀行のカレンダーに
使用されます。
今週はエイサーで使用される曲を紹介しました。
エイサーは民謡を使った伝統的なものと
ミルクムナリ、ダイナミック琉球など新しい曲を使った
創作エイサーがあります。
今週は伝統的なエイサーの一曲目に使用される
仲順流り(ちゅんじゅんながり)とクーダーカーを聞いていただきました。
1曲目はアルバム「7月エイサー」に収録されている
嘉手苅林昌さん、園田青年会の「仲順流り~クーダーカー」。
このアルバムにはエイサーで使われる民謡がほとんど収録されています。
仲順流りの仲順は北中城村にある地名です。
(イオンモール沖縄ライカムの近くです)
クーダーカー(久高万寿主)は人の名前。
(万寿主は敬称です)
仲順流りとクーダーカーは連続して演奏されます。
嘉手苅林昌さん(1920~1999)は戦後の沖縄を代表する唄い手で
「島唄の神様」「島唄の巨人」などと称されました。
2曲目には、新良幸人さんの「クーダーカー~仲順流り」をお届けしました。
アルバム「パーシャクラブ」に収録されています。
今週から数週にわたって、エイサーで使われる曲をお届けします。
ぜひ楽しんで下さい。
エイサーは沖縄の夏の風物詩。
オキナワグラフ8月号の表紙に
エイサーの衣装を着たありんくりんの写真が使われています!
8月に入り、「今月の歌」も変わりました。
今月は新垣勉さんの「ひとつだけの命」をお送りします。
この曲はアルバム「命どぅ宝」に収録されています。
「ひとつだけの命」の作詞作曲は、
さとうきび畑の作成作曲でも知られている寺島尚彦さんです。
8月にじっくりと聞いてほしい1曲です。
8月2日の琉球新報に沖縄県内小売最大手のサンエーが
8月末で安里店を閉店すると掲載されていました。
閉店は店舗が入居する建物の老朽化が主な要因だそうです。
安里店は1984年に開業し、生鮮食品や日用品を販売してきました。
現在のところ、周辺地域で新たに出店する予定はないそうです。
最後に、大阪で楽しめる沖縄フェアのお知らせです。
8月20日(土)・21日(日)の2日間、
枚方T-SITEで「やんばる名護ちむどんどんフェア」が開催されます。
枚方市と名護市は友好都市で、
当日は特産品販売や沖縄芸能のステージイベントなどが予定されています。
ところで、名護市の場所はご存知ですか。
名護市は沖縄本島北部に位置しています。
来週はやんばるナゴラブ代表の渡具知豊さんに
「やんばる名護ちむどんどんフェア」について詳しく伺います。
どうぞ、お楽しみに。
〈今週の曲〉
M1 仲順流り~クーダーカー / 嘉手苅林昌
M2 クーダーカー~仲順流り / 新良幸人
M3 ひとつだけの命 / 新垣勉
番組では、皆様からのメッセージをお待ちしています。
ぜひ、お寄せ下さい!!
FAX:06-6832-8370
E-mail :nocorin@senri-fm.jp
『沖縄へいこう』
毎週土曜日14:00~14:30放送中!