皆様、こんにちは！
「寺谷一紀の千里の道は世界へ通ず」アシスタントのみちごえゆうです。
第一金曜日は、「体のことは千里に聞こう」です。
スタジオには、阪急南千里駅すぐ済生会千里病院より、
婦人科・主任部長の武曽博先生にお越しいただきます。
今月のテーマは「子宮頸がんとHPVワクチン」です。
まずは、子宮頸がんとは？
子宮の入り口にあたる子宮頚部にできるがんで、
日本国内で年に11000人が発症して2900人が亡くなっており近年増加傾向です。
95％以上がヒトパピローマウイルス、略してHPVの感染が原因とされております。
女性の80％が生涯に一度は、感染するといわれるほど、ありふれたウイルスであり、
感染しても普通は自然にいなくなるので、持続感染を起こすことは、
きわめてまれですが、持続感染した一部ががんになります。
がんがある程度進行するまでほとんど症状があらわれないので、
子宮がん検診による早期発見が重要です。
HPVワクチンについて…
HPVには200種類以上の遺伝子型があり、
子宮頚がんに進展する確率の高いハイリスクHPVといわれるものが14種類あり、
中でも16型と18型の２つで約65％、20歳代に限るとこの2つで約80％を占めます。
現在接種可能なワクチンは3種類でそれぞれ含まれているHPVの型の数が違っており、
2種類のサーバリックス、4種類のガーダシル、
そして今年の4月から定期接種可能となる9種類のシルガード９があります。
すべてのワクチンに16と18型は含まれているので、
20歳代では単純計算で約8割のHPV感染と
そのあとの子宮頸がんを予防できると期待されます。
９価ワクチンになるとあと5型分増えるので、計90％。
なんと9割のがんが予防できることになります。
平成9年度から平成17年度生まれの方たちもキャッチアップ接種として
2022年4月から3年間は定期接種と同様に居住する自治体において
無料で受けることができるようになりましたので、
今からでも遅くありませんので、接種についてご検討願います。
今回も皆様から、ご質問を頂きました。ありがとうございます。
質問やテーマの内容について、
詳しくは、FM千里のYouTubeにもアップされてますのでぜひ、ご覧ください。
体のことは千里に聞こう＜テーマ：子宮頸がんとHPVワクチン＞
次回4月7日のテーマは「胃がんの話」です。
次回は、消化器外科医長の木戸上真也先生にお越しいただきます。
ご質問や、体験談など、皆様からのご質問をお待ちしております。
質問の締切は3月31日(金)までとなっております。
FAX:06-6832-8370
E-mail ：nocorin@senri-fm.jp
又は、番組表のQRコードを読み取り、専用の質問フォームもぜひご利用ください。
みちごえゆうのtalk to youは、3月出演イベント情報です。
3月25日(土) 12:30～13:15「 まちかど まちなか コンサート 」
会場は、エル西三荘 人喜和横広場※京阪電車「西三荘」駅から東へ徒歩5分
観覧無料です。
ギター演奏に守口市出身のギタリスト井上尚大さんをお迎えし、
アコースティックライブをお届けいたします。
詳しくは、みちごえゆうのSNSをご覧ください。
次回の放送もお楽しみに！
番組では、皆様からのメッセージもお待ちしております。
寺谷一紀さん ホームページ
http://www.terataniichiki.com
みちごえ ゆうさん ホームページ
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皆さまからのメッセージもお待ちしております。
FAX:06-6832-8370
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『寺谷一紀の千里の道は世界へ通ず』
毎週金曜日１５：００～放送中！
