番組への
メッセージ

2023年10月14日(土)「第2回 認知症セミナー」

10月14日(土)にグランフロント大阪 ナレッジキャピタル コングレ コンベンションセンターで開催された一般財団法人 SF豊泉家 認知症セミナー事務局主催「第2回認知症セミナー」が行われました。
13.jpg

認知症とは「病名」ではなく、正常な記憶や発達した認知機能が、後天的に何らかの原因によって徐々に低下し、日常生活や社会生活に支障をきたす「状態」を指します。

今回、開催された認知症セミナーは、認知症に向き合う家族や専門職員の方を対象に、豊泉家グループが約30年にわたり、1万人以上の認知症の方と関わったノウハウを共有するセミナーです。
12.jpg

高齢者の5人に1人が認知症になる時代、少しでも穏やかな気持ちでケアに向き合えるよう、認知症に関わる全ての人に知ってもらいたい、との想いから開催されています。

「第2回認知症セミナー」は午後2時にスタートし、豊泉家グループ代表 田中成和(たなかしげかず) 会長の開会挨拶で始まりました。

セミナーは、第1部が講演、第2部がパネルディスカッションです。
講演は、豊泉家グループ 社会福祉法人 福祥(ふくしょう)福祉会 阿久根賢一(あくねけんいち) 理事長が講師で、テーマは 「認知症の基礎知識」 「新たな認知症ケア」 「認知症ケアの新時代」 でした。
img_5932.JPG
第2部のパネルディスカッションでは、介護✕医療✕テクノロジーとして、「これからの認知症ケアについて」 をテーマとして行われました。
img_5934.JPG
介護の立場からは、引き続き 阿久根賢一理事長が登壇され、
img_5936.JPG

医療の立場からは、ハイズ株式会社代表、慶應義塾大学 特任教授のハイ・エイシュさん、
img_5937.JPG

テクノロジーの立場からは、大阪大学 産業科学研究所 教授 関谷剛(せきたにつよし)さん、3名の皆さんが、パネリストとして登壇されました。 
img_5935.JPG

午後3時30分セミナー終了後は、参加者の皆さんから個別質問や個別相談を受けていました。

高齢者の5人に1人が認知症になる時代、介護をする人、される人が共に笑顔になれるよう、
認知症に関わる全ての人に知ってもらいたいという想いが、セミナーを通して伝わってきました。

10月17日(火)ごきげん千里837「ズームアップ豊中」コーナーでは、阿久根理事長のインタビューと参加者の皆様の感想インタビューをお届けいたします。ぜひお聴きください。

大好評で終えた「第2回認知症セミナー」ですが、次の開催も予定されています。
「第3回認知症セミナー」は、2024年3月23日(土)、会場はグランフロント大阪です。詳細は「認知症セミナー 豊泉家」で検索してください。