今週もお聞きいただきありがとうございました。
今年も残すところ2ヶ月足らずとなりましたが、
沖縄ではまだまだ大きなイベントが控えています。
沖縄市では、11月25日(土)・26日(日)の2日間、
オキナワコクサイカーニバルが開催されます。
世界45か国あまりの人々が暮らす沖縄市ならではの国際色豊かなイベントで
サンバカーニバル、バイクパレードなどが行われます。
また、12月3日(日)はNAHAマラソンが開催されます。
平和祈念公園を中心とする、那覇市、南風原町、八重瀬町、
糸満市、豊見城市の南部5市町を通る42.195kmを走ります。
今年のゲストスターターは、NHK連続テレビ小説「ちむどんどん」で
主演を務めた女優の黒島 結菜さんです。
那覇市の複合商業施設「パレットくもじ」では、
11月10日にクリスマスツリーの点灯式が行われました。
この日の最高気温は29.2度と暑い日でしたが、
点灯の瞬間は集まった人たちから歓声が上がったそうです。
今週は1977年に発表されたアルバム「喜納昌吉&チャンプルーズ」を
紹介しました。
このアルバムはコザのクラブミカドにレコーダーを持ち込んで
ライブ録音されたものです。
1曲目にお送りしたのは「うわき節」。
喜納昌吉さんはベトナム戦争が終わりかけの頃、
ミカドという将校クラブを買い取り、経営していました。
当時は米軍人やベトナムから行き来する人など様々な人であふれていました。
うわき節は唯一、ミカドで生まれた作品です。
クラブミカドはコザ中の町にありました。
写真は1967年の様子です。
2曲目にお送りしたのは「島小ソング」。
本土復帰後、喜納昌吉さんは沖縄の独立運動家 名護宏明さんと出会います。
この曲は琉球の独立国家として作られました。
ただ、それだとタイトルがストレート過ぎるため島小ソングとなりました。
喜納昌吉さんはこれまでに4冊の本を出版されています。
沖縄市は、沖縄アリーナや潮乃森など新しい施設が注目されていますが、
老朽化などを理由になくなっていく施設もあります。
沖縄市一番街商店街にある「沖縄市音楽資料館おんがく村」が
2024年3月末で閉館します。
ここは沖縄市にゆかりのある音楽の歴史などを紹介する施設で、
イベントやコンサートなども開催されてきました。
2016年11月1日におんがく村で館長の備瀬善勝さんと撮影した写真です。
11月19日(日)午後3時から「おんがく村スペシャルコンサート」が開催されます。
豪華なメンバーによるコンサートですが、入場は無料です。
沖縄へ行く予定のある方は聞きにいってはいかがでしょうか。
そのほかにも、沖縄市中央にある「沖縄市コザボウリングセンター」が
2024年3月末で閉店します。
コザボウリングセンターは1963年に開業し、今年で開業60周年。
記事によると、続けたい思いはあったが、外壁のはがれなども出てきたため、
被害が出る前にと閉店を決められたそうです。
コザボウリングセンターのタオルです。
11月6日の沖縄タイムスに蝶の写真が掲載されていました。
10月23日今帰仁村で、道沿いに植えられたシマヒギリの蜜を吸おうと
約100頭のシロオビアゲハが飛び交っていました。
(写真にはオオゴマダラも写っています。)
シロオビアゲハはインドから東南アジアの熱帯域に広く分布し、
日本では南西諸島で見られます。
シマヒギリの原産地は台湾~東南アジア。
葉が桐に似ており、緋色の花をつけることからこの名前がついています。
先日の放送で、
国頭村宜名真のフーヌイユ(シイラ)の天日干しを紹介したところ、
沖縄市の中学校で数学を教えておられる
上出吉則さんが現地取材に行ってくださいました。
フーヌイユを生産している宜名真漁港は沖縄県北部にあります。
宜名真漁港
フーヌイユを干しているところ
このようにパックに詰めて販売されています。
主にお祝い事や季節の行事の際に食べるそうです。
上出さん、ありがとうございました!
〈今週の曲〉
M1 うわき節 / 喜納昌吉&チャンプルーズ
M2 島小ソング / 喜納昌吉&チャンプルーズ
M3 馬車小引んちゃー / 喜納昌吉&チャンプルーズ
番組では、皆様からのメッセージをお待ちしています。
ぜひ、お寄せ下さい!!
FAX:06-6832-8370
E-mail :nocorin@senri-fm.jp
『沖縄へいこう』
毎週土曜日14:00~14:30放送中!