今週もお聞きいただきありがとうございました。
10月~12月は修学旅行シーズンです。
沖縄観光コンベンションビューローは、
2023年度の沖縄への修学旅行者数は32万人を超えると見込んでいます。
コロナ禍前の8割程度まで回復する見通しですが、
心配されているのが観光バスの運転手不足です。
コロナ禍で離職した後の人材が戻っていないことが主な要因で、
修学旅行が集中する10月から12月にかけて
貸し切り観光バス1168台の手配ができていない状態だそうです。
県は緊急対策として12月末まで、
県外から運転手とバスガイドの派遣受け入れに
1人当たり40万円を上限に補助する支援事業を行っています。
今週は1977年に発表されたアルバム「喜納昌吉&チャンプルーズ」から
これまでに個別に紹介してきた
「ハイサイおじさん」「うわき節」「東崎」「番長小」を
4曲続けてお送りしました。
11月7日の沖縄タイムスと琉球新報に県内で唯一残る
ゆーふるやー(銭湯)「中乃湯」の話題が掲載されていました。
中乃湯は、今年90歳を迎える店主の仲村シゲさんが運営されています。
仲村さんの体力面の問題で、これまで昼の部(14時~16時)のみ営業していましたが、
中乃湯の利用客だった愛知県出身で沖縄在住の鈴木花奈さんが
運営に加わり、11月8日から夜の部(18時~22時)も営業することになりました。
中乃湯は沖縄市安慶田にあります。
鈴木さんは沖縄でデザインの仕事をされていましたが、
「中乃湯を残したい」という思いから退職し、
奈良県の銭湯で掃除や番頭などの業務を学ばれました。
鈴木さんは「普通だったら、脱衣場とお風呂の間に仕切りがあるんですけど、
ここはなくて。本当に開放的でここ自体が沖縄を表しているような
感覚になってそこも大好きです。」と話しておられます。
約15年ぶりに夜の営業を再開した11月8日は、
仕事帰りの人や家族連れなどで賑わったそうです。
1973年、コザには9軒の銭湯がありました。
沖縄県の銭湯の数は、1965年をピークに減少しています。
1965年 311軒
1980年 82軒
2000年 21軒
2014年 1軒(中乃湯)
那覇最後の銭湯は泉崎の「日の出湯」
2014年5月14日に廃業し、現在、県内の銭湯は
中乃湯のみとなっています。
11月25日(土)に沖縄市の商店街「コザ銀天街」で
星空フリーマーケットが開催されます。
開催時間は午後4時〜10時。
フード販売やミュージックイベントがあり、
お笑い芸人「じゅん選手」も出店されるそうです。
この日に沖縄へ行っておられる方は、
覗いてみてはいかがでしょうか。
先週の放送でコザボウリングセンターが2024年3月末で閉店するという
話題をお伝えしましたが、11月14日の琉球新報に
跡地に24時間営業のスーパー、フレッシュプラザユニオンが建設されるという
記事が掲載されていました。
店舗の規模や形状などは未定ですが、
順調に進めば着工から1年ほどで、スーパーがオープンするのではないかとの事です。
もう来年のカレンダーは準備されましたか。
これは、番組で毎月紹介しているJTA美ら島物語カレンダー。
様々な沖縄の風景の写真が掲載されています。
1月の写真は毎年、名護の桜です。
また番組でもご紹介します。
〈今週の曲〉
M1 ハイサイおじさん / 喜納昌吉&チャンプルーズ
M2 うわき節 / 喜納昌吉&チャンプルーズ
M3 東崎 / 喜納昌吉&チャンプルーズ
M4 番長小 / 喜納昌吉&チャンプルーズ
M5 馬車小引んちゃー / 喜納昌吉&チャンプルーズ
番組では、皆様からのメッセージをお待ちしています。
ぜひ、お寄せ下さい!!
FAX:06-6832-8370
E-mail :nocorin@senri-fm.jp
『沖縄へいこう』
毎週土曜日14:00~14:30放送中!