皆様、こんにちは!
「寺谷一紀の千里の道は世界へ通ず」アシスタントのみちごえゆうです。
第一金曜日は、「体のことは千里に聞こう」です。
スタジオには、阪急南千里駅すぐ済生会千里病院より、
薬剤部 副薬剤部長の樹下恵子さんにお越しいただきました。
テーマは「知ってもらいたいお薬の問題:ポリファーマシー」です。
ポリファーマシーとは、たくさんという意味の「ポリ」と
薬局や調剤を意味する「ファーマシー」を合わせた言葉で、
単に飲んでるお薬が多いという事ではなく、たくさんのお薬を飲むことで、
薬物有害事象のリスク増加(副作用がおこりやすくなること)、
服薬過誤(薬の飲み間違い)、服薬アドヒアランス低下(薬を飲む意欲・意識の低下)などの
問題が起こっている状態を示します。
ポリファーマシーになってしまうケースとして…
①多病で、複数の医療機関・診療科を受診して多剤となるケース。
②薬の有害事象等(排尿困難、不眠、ふらつき、食欲減退など)を
新たな体調不良と考えて、別の医療機関・診療科を受診し、新たに薬が追加となり、
その薬の追加により、新たな有害事象が発生…と、処方カスケードが発生するケース。
③臨時でもらった薬(一時的なアレルギーや整腸剤など)を継続しているケース。
高齢者になるほど、複数の持病を持つ人が増え、なんと、75歳以上では、
4人に1人が7種類以上の薬を使っているというデータがあるそうです。
多剤で、副作用が起こりやすくなる原因は、多くの薬は、体内に吸収されたあと、
肝臓や腎臓といった臓器で代謝されて排出されます。
薬の相性(飲み合わせ)によって、代謝や、排泄に影響を及ぼす事があるそうです。
これは、サプリメントでも、薬と同じように飲み合わせに注意が必要なものがあるので、
サプリメントも、かかりつけの先生や、薬剤師さんにお伝えしましょう。
今回も皆様からのご質問を頂きありがとうございます。
詳しい内容について、FM千里のYouTubeにアップされてますのでぜひ、ご覧ください。
【体のことは千里に聞こう 知ってもらいたいお薬の問題:ポリファーマシー】
次回、12月1日のテーマは「心臓は冬が苦手 冬場に多い心臓病を予防しよう!」です。
次回は、循環器内科部長 の久米清士先生にお越しいただきます。
皆様からのご質問をお待ちしております。
質問の締切は11月24日(金)までとなっております。
FAX:06-6832-8370
E-mail :nocorin@senri-fm.jp
又は、番組表のQRコードを読み取り、専用の質問フォームもぜひご利用ください。
みちごえゆうのtalk to youは、
11月5日20時にリリース決定!
「みちごえゆうLINEスタンプ第2弾」についてのお話でした。
今回は、これまでに実際に着用したステージ衣装をスタンプにしました!
「歌姫 ゆうちゃん」です。
ぜひ、ダウンロードよろしくお願いいたします。
次回の放送も、お楽しみに!
寺谷一紀さん ホームページ
http://www.terataniichiki.com
みちごえ ゆうさん ホームページ
https://www.youmichigoe.com/
皆さまからのメッセージもお待ちしております。
FAX:06-6832-8370
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『寺谷一紀の千里の道は世界へ通ず』
毎週金曜日15:00~放送中!