番組への
メッセージ

2023年7月15日(土) 蕭 秀華のちょっといいcinemaにのせて

「キャロル・オブ・ザ・ベル 家族の絆を奏でる詩」
舞台は第二次世界大戦下のポーランド領スタニスワブフ(現ウクライナ)。
ユダヤ人が住む母屋に店子としてウクライナ人とポーランド人の家族が引っ越してきます。
そんなごく普通に日常を生きる3家族が、戦争によって翻弄される物語。
連行された親たちの子供を分け隔てなく守り抜こうとするウクライナの母ソフィア。
何度も訪れる危機に緊張感が増します。
クリスマスキャロルで有名な「キャロル・オブ・ザ・ベル」が、この作品にとって大きな意味と役割を担っています。
今、見るべき戦争映画だと思いました。

「大いなる自由」
第二次世界大戦後のドイツ。
男性の同棲愛を禁じている刑法175条のもとで、愛する自由を求め続けた同性愛者の男性の20数年間を描いた人間ドラマ。
戦後、ナチスの収容所から直接刑務所に送られてきたハンスの40年代・50年代・60年代の刑務所生活がアトランダムに描かれていきます。
頑固なまでに愛に生きようとするハンスの姿を、フランツ・ロゴフスキが静かに説得力のある演技で体現しています。

三谷幸喜の「ザ・マジックアワー」が中国でリメイクされました。
「トゥ・クール・トゥ・キル 殺せない殺し屋」
監督をはじめ俳優・スタッフ陣の多くが中国の喜劇集団《開心麻花=カイシンマーファー》のメンバーが中心となって製作されています。
中国らしいエピソードを加えながら、アレンジされた笑いもまたオツなもの!
オリジナルに引っ張られることなく楽しんで下さい。

夏だからこそ「Prael パール」を見よう!!
「Xエックス」に登場した殺人鬼の老婆パールの若かりし頃が描かれているホラー映画です。。
夢見る少女が何故、殺人鬼へと変貌していったのか⁉その始まりが描かれ、ドンドン凶暴化するパールがとにかく怖かった????
「Xエックス」で老婆パールを演じたミア・ゴスが若い頃のパールを演じています。
何者なの⁉と思えるほどの凄まじでした。怖かった〜!!

これは「アルプスの少女ハイジ」のパロディ?
発想が追いつかないぐらい、ぶっ飛んでる「マッド・ハイジ」
B級エログロバイオレンスバージョンというジャンルにアレンジされ低予算ながら大ヒットした作品です!
グロテスクなシーンが多いのに、コメディタッチという、なんとも奇妙な世界観。
ゾンビ映画がお好きな方にオススメ?!でしょうか。


映画誘人: 蕭 秀華



番組へのメッセージはこちらまで!!
FAX:06-6832-8370
E-mail :nocorin@senri-fm.jp

『蕭 秀華のちょっといいcinemaにのせて』
every Saturday pm3:00-pm4:00 O.A