ヤクザと変声期に悩む中学生との奇妙な友情を描いた、和山やまのコミック「カラオケ行こ」が映画化されました。
全編が関西弁！ヤクザ・綾野剛と中学生・齋藤潤との会話が漫才のようでハマりました。
ヤクザが合唱部部長の中学生に歌のレッスンを受けるという、あり得ないシチュエーションですが、中学生の成長を描いた心が温かくなる作品でした。
韓国で数々の賞を受賞した「コンクリート・ユートピア」
世界を未曾有の大災害が襲い、ソウルで唯一崩壊しなかったファングアパートを舞台に、生存者たちの争いを描いたパニックスリラーです。
イ・ビョンホンの変貌していく狂気に満ちた演技に注目して下さい。
韓国における格差社会の縮図をおさえつつ、コロナ禍や終わらない戦争の脅威に一石を投じた作品だと思いました。
「IL VOLO in 清水寺〜京都世界遺産ライブ〜」イタリアの３人のテノール歌手で結成されたヴォーカルユニット、IL VOLO(イル ヴォーロ)。
2022年の夏。
無観客の清水寺を舞台に行われたライブが収録され、25曲を一気にご覧頂けます。
美しく迫力あるハーモニー！ライトアップされた清水寺と音羽山の自然が絶妙なコントラストを醸し出す1時間32分。
是非、映画館で堪能して下さい。
東野圭吾の1992年に執筆された傑作小説「ある閉ざされた雪の山荘で」が遂に映画化。
7人の劇団員が新作舞台の主演を競うオーディションを受けるために、ある山荘で4日間を過ごす物語。合宿中に１人、また１人とメンバーが消えていって・・・。
フィクションなのか、本当の連続殺人事件なのか分からなくなるミステリーです。伏線だらけの構成なので2回見ることをオススメします！
「最悪な子どもたち」
第75回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門でグランプリを受賞。
キャスティングディレクターで演技コーチの経歴を持つ新進監督コンビによる長編デビュー作です。
舞台はフランス北部の荒れた地区。
主演は実際に撮影地の学校や児童養護施設でのオーディションで選ばれた演技未経験者の４人の少年少女たち。
はみ出し者のレッテルを貼られた彼らをモデルにしたストーリーを作るのですが、波乱続きで難航する撮影現場。
現実とフィクションの狭間なような異色作で、映画撮影の中で自身を見つけ出していく少年少女たちの変化に一筋の光を見い出せるはずです。
映画誘人： 蕭 秀華
番組へのメッセージはこちらまで!!
FAX:06-6832-8370
E-mail ：nocorin@senri-fm.jp
『蕭 秀華のちょっといいcinemaにのせて』
every Saturday pm3:00-pm4:00 O.A
