こんにちは!
アシスタントの植木美加理です。
【ばんちゃん万博 エキスポ85】
今週は『 東海道中膝栗毛☆やじきた珍道中 』と題してお送りしました。
東海道中膝栗毛とは江戸時代後期に人気を博した滑稽本で、20年にわたって刊行されました。
弥次郎兵衛と喜多八の二人が織りなす下品で滑稽で人間味あふれる旅の物語は現在でも読み継がれていますね。
江戸から旅して伊勢神宮を参拝した後は京・大阪見物をしていたということで、
今回は特にそのときのお話を中心にご紹介しました。
更に作者である十返舎一九についても調べてみました。
辞世の句として知られている「この世をば どりゃおいとまに せん香の 煙とともに 灰左様なら」にもあるように
亡くなったときには自らの棺桶に花火を仕込み、お見送りに来た人を驚かせたという逸話も残っています。
ご興味の湧いた方は、やじきたの二人が歩いた道を現代で再現して歩いてみてはいかがでしょうか?
★今週の一首
人々に挨拶をする箒星 それではまたね、8万年後
8万年の周期で太陽の周りをまわっているという 「紫金山・アトラス彗星」がニュースになっていました。
宇宙では何万年や何光年という表現が当たり前に言われていますが、8万年後の地球と人間はどうなっているのでしょう。
現実味がないというのが正直な感想ですが、今後一生見ることはない一つの星を、
今地球に住んでいる人間が夢中になって皆で追いかけていることに浪漫を感じました。
★『ばんちゃんのコレラジオキクキク』毎週土曜 午前10時~放送中!