今週もお聞きいただきありがとうございました。
3月になりました。
番組では毎月、JTA日本トランスオーシャン航空が発行する
美ら島物語カレンダーに掲載されている様々な沖縄の風景を紹介しています。
3月は「下地島 17(ワンセブン)エンド」。
17エンドは宮古島から橋で繋がる離島・下地島にあります。
下地島には下地島空港があり、その北端が17エンド。
滑走路が真北を基準にした時に170度の方角を向いていて、
その方角から飛行機が滑走路に入ってくることから
「17エンド」と呼ばれています。
2月のカレンダーでも「17エンド」が取り上げられていました。
それくらい素晴らしい景色を楽しめる場所です。
沖縄タイムスのカレンダーも紹介しています。
2024年のカレンダーのテーマは「沖縄のさかな」。
3月は「アカマチ」です。
アカマチは沖縄の言葉で、ほかの地域ではハマダイと呼ばれています。
「マクブー」「ミーバイ」と並ぶ三大高級魚で、
刺身、塩焼き、煮付けなど、いろいろな食べ方があります。
沖縄ではスーパーにも並んでいます。
写真はデパートリウボウ食品売り場のアカマチです。
今月はこれまでに「今月の歌」として紹介した曲を
ふり返っていきます。
今週は奄美にゆかりのあるアーティストの曲をお送りしました。
1曲目はRIKKIさんの歌う「一村さん」。
RIKKIさんは大島郡瀬戸内町出身。
「一村さん」は奄美の自然を描いた日本画家・田中一村のことを
歌った曲です。
RIKKIさんは2021年11月27日の「沖縄へいこう」に
ゲスト出演してくださいました。
2曲目は里アンナさんの歌う「ヨーリヨーリ」。
里アンナさんは奄美市(旧笠利町)出身。
「ヨーリヨーリ」はゆっくりゆっくりという意味です。
3曲目はタナカアツシさんの歌う「大島エレジー」。
タナカアツシさんは東京出身ですが、お祖父さんが喜界島出身の
奄美三世です。
「大島エレジー」は奄美大島が沖縄県の一部だと
勘違いされることが多いことに着目して、
その違いを歌った曲です。
今週から「今月の歌」も変わります。
3月は伊波智恵子さんの歌う「なつかしの琉球」です。
作曲は沖縄を代表する作曲家・普久原恒勇さん。
アルバム「沖縄の民謡島唄」に収録されています。
この曲のオリジナルシングル盤は1992年に発売されました。
芹洋子さんが歌っています。
先日より、沖縄旅行へ行く方におすすめしたい
「琉球八社巡り」を紹介しています。
琉球八社とは、琉球王国があった時代に
王国より特別な扱いを受けていた八つの神社です。
那覇市内に6社、宜野湾市に1社、金武町に1社あります。
今週は八社のうちの1社「沖宮」を紹介します。
沖宮は那覇市奥武山町にあります。
最寄り駅はゆいレール奥武山公園駅。
境内の一角には、神社カフェ「沖の茶屋」があります。
「ご利益三枚肉そば」という神社ならではのメニューもあります。
昼はカフェですが、夜になると神社バー「DIG」に変わります。
DIGは、ジャズミュージシャンのテリー重田さんが
以前に普天間で経営されていたジャズ喫茶の店名です。
現在、沖宮のバーの店名がDIGとなり、
沖宮のYouTubeチャンネル「沖宮TV」では
「テリー重田の沖縄JAZZストリーム」が配信されています。
沖宮ではさまざまな宗教があったとしても「祈りはひとつ」という
考え方から、クリスマスの飾りつけを行っています。
クリスマス御朱印もあります。
また、平和を願う思いからか、
喜納昌吉さんの「花」の歌碑があります。
これらを知った上で琉球八社巡りをすると
より楽しめると思います。ぜひお出かけください。
また、琉球八社ではありませんが、
那覇市古島には出雲大社 沖縄分社があります。
ゆいレール古島駅から徒歩約3分のところにあります。
琉球八社とあわせて参拝に行ってみてはいかがでしょうか。
3月8日は国際女性デーです。
女性の権利を守り、ジェンダー平等の実現を目指すため、
1975年に制定されました。
イタリアでは、この日に男性から女性にミモザの花を贈る習慣があることから
「ミモザの日」とも呼ばれています。
豊中市少路にたくさんのミモザの花が咲く場所があるのですが、
3月1日に満開になっていました。
豊中の花屋でもミモザが売られています。
〈今週の曲〉
M1 一村さん / RIKKI
M2 ヨーリヨーリ / 里アンナ
M3 大島エレジー / タナカアツシ
M4 なつかしの琉球 / 伊波智恵子
番組では、皆様からのメッセージをお待ちしています。
ぜひ、お寄せ下さい!!
FAX:06-6832-8370
E-mail :nocorin@senri-fm.jp
『沖縄へいこう』
毎週土曜日14:00~14:30放送中!