番組への
メッセージ

2024年6月15日(土)蕭秀華のちょっといいcinemaにのせて

黒沢清監督が1998年にメガホンをとった『蛇の道』をセルフリメイク。
オリジナル版から大きく違っているのは、舞台をフランスに移し、フランス語で撮影されていること。また、主人公を男性から女性へ変更させています。娘を惨殺された父親が精神科医の女医の助けを借りながら、殺意を持って復讐を果たす衝撃の物語。ストーリー展開はそのままに、新たな黒沢ワールドが贈るクライム・サスペンスに目が離せません。主人公の女医を演じた柴咲コウがフランス語に挑んでいます。

『骨を掘る男』
40年以上に渡って沖縄戦の戦没者の遺骨を掘り続ける具志堅隆松さんを追ったドキュメンタリーです。沖縄出身で、沖縄戦で大叔母を亡くした戦没者遺族でもある奥間勝也監督が5年の歳月をかけて撮影。現在40歳となった監督が、また違った角度から沖縄戦の歴史と現在を映し出しています。

『ちゃわんやのはなし 四千年の旅人』
豊臣秀吉の時代、2度の朝鮮出兵によって多くの朝鮮人陶工が西日本の各藩に連れてこられました。このドキュメンタリーは、朝鮮をルーツに持つ薩摩焼の名跡・沈壽官家の420年に渡る歴史を背景に、日本と韓国との陶芸文化の発展と継承の長い道のりが紐解かれています。

『ブルーきみは大丈夫』
子供の頃には見えていた空想の友達!
子供が成長し大人になってしまうと完全に忘れ去られてしまう空想の友達は消える運命に・・・。母親を亡くし心に傷を持つ12歳のアビーが“モフモフ”の可愛いブルーに出会ったことから起きる奇跡のファタジー。大人なのに唯一空想の友達たちが見える男とアビーは、新しい友達、または大人になった元子供たちに気付いて貰おうと必死に奔走します。
誰かがいつも傍にいて寄り添ってくれている。それだけでも幸せですよね。心温まる作品です。

岡山県美作市の美しい自然と心癒されるピアノ演奏と共に描かれるラブストーリー『風の奏で君へ』
お茶処の美作で無気力に暮らす渓哉。日本茶の魅力で町を盛り上げようと努力する兄の淳也。そこにピアニストで淳也の元恋人だった里香が現れる。
3人が織りなす繊細な心の動きが、里香役の松下奈緒が書き下ろした”風を感じる“ピアノ演奏と相まって、心に響きます。
渓哉に杉野遥亮、兄・淳也にflumpoolの山村隆太が演じています。
番組ではみなさんからのメッセージをお待ちしています!

FAX:06-6832-8370 E-mail:nocorin@senri-fm.jp

蕭秀華のちょっといいcinemaにのせて
every Saturday pm3:00-pm4:00 O.A