『90歳。何がめでたい』
作家・佐藤愛子のベストセラーエッセイ「九十歳。何がめでたい」が遂に映画化。生誕九十年記念として草笛光子が佐藤愛子を演じています。歯に衣着せぬ言葉に笑ってしまいました。編集者を演じた唐沢寿明との攻防戦も最高!!これから行く道に楽しみが持てる元気の出る作品です。
大泉洋×月川翔監督がタッグを組んだ『ディアファミリー』
世界で17万人の命を救ったIABP(バルーンカテーテル)が誕生するまでの実話に基づいた作品。医療に関して全く素人の町工場の経営者が、心臓病を患う娘を救いたい一心で人工心臓の開発を始めた事を初めて知りました。長年に渡る苦労と家族の絆を描いた感動作!!泣きました。
柚月裕子原作『朽ちないサクラ』の映画化
捜査する立場にない県警の事務方をしている女性(杉咲花)が、親友の変死事件の真相を独自で調査し、真相に迫っていく異色の警察物語。かなり骨太です。
安田顕のいぶし銀の演技が優しくもあり、怖くもあり・・・、印象に残ります。見応えありました。
『ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ』
1970年、ボストンの名門バートン校を舞台に、クリスマスに寮に残らざるを得なくなった全く共通点のない3人が、家族のような関係を築く物語です。
嫌われ者の教師&問題児の生徒&ベトナム戦争で息子を亡くした料理長の女性。これといった事は起きませんが、3人の関係性がわざとらしくなく、ごくごく自然に描かれている良質なドラマ。料理長を演じたダヴァイン・ジョイ・ランドルフが各映画祭で助演女優賞を総ナメにした作品です。
井浦新のアメリカ映画主演デビュー作となる『東京カウボーイ』
経営不振の牧場の収益改善のため、アメリカ・モンタナ州に出向いた会社員・ヒデキですが、全くコミュニケーションが取れず悪戦苦闘。遂に彼はスーツを脱ぎ捨て、現地に溶け込むことで相手を理解し、そして自分自身を顧みることになります。山田洋次監督「男はつらいよ」シリーズの海外撮影に参加した経験を持つマーク・マリオット監督作品。
番組ではみなさんからのメッセージをお待ちしています!
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蕭秀華のちょっといいcinemaにのせて
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