番組への
メッセージ

2025年11月1日(土)蕭秀華のちょっといいcinemaにのせて

『てっぺんの向こうにあなたがいる』
吉永小百合にとって主演作124本目となる作品で、「北のカナリアたち」から13年ぶりとなる阪本順治監督とのタッグ作となります。
女性で初めて世界最高峰エベレストの登頂に成功した登山家、田部井淳子をモデルしたヒューマンドラマです。
人生は8合目からが面白い!!と語っていた田部井淳子に魅了された吉永小百合と、若き日を演じた”のん“の真っ直ぐな演技から、人生を一歩づつ、家族や友人を想いながら楽しく、しっかり生きていくことを感じとって頂けるはずです。

『爆弾』
街の中で起きた連続爆発事件。
逮捕されたのは平凡な中年男スズキ タゴサク。
彼の「霊感で事件を予知できます。
これから3回。次は1時間後」という言葉から展開し、スズキと警視庁捜査一課・強行犯捜査係の類家との密室取調室での謎解きゲームが繰り広げられていきます。
スズキ タゴサクを演じた佐藤二朗の怪演ぶり、山田裕貴の類家もまた怪演と言えます。
見る側も、緊迫する謎解きゲームに引きずり込まれるスリルを味わって下さい。

『ひとつの机、ふたつの制服』
オススメの台湾映画です。
同じ教室で同じ机を使う全日制と夜間部の女子生徒シャオアイとミンミン。手紙のやり取りで机友=デスクメイトになった2人は、ある日制服を交換して青春を謳歌するようになります。が、同じ男子高生を想っていること分かって・・・。
90年代の台北を舞台に、懐かしさと、女子学校のシステムの珍しさ、格差社会、青春の痛み、コンプレックスを盛り込んだ秀作です。
それぞれが痛みを乗り越え成長する姿が清々しく、ラストは眩しかったです。

『旅と日々』
「ケイコ目を澄ませて」「夜明けのすべて」の三宅唱監督最新作。つげ義春の原作「海辺の叙景」「ほんやら洞のべんさん」を基に映画化されました。
原作とは違い主人公の性別と国籍を変え、韓国女優で日本映画の出演も多いシム・ウンギョンが主演を務めています。
脚本家として行き詰まった主人公が、旅先での出会いをきっかけに人生に向き合う物語。
特に盛り上がりがあるとか、特別なことが起きる!という内容ではありませんが、静寂の中にふと込み上がる笑い等々、つげ義春の世界観が見事に映像化されています。

『(LOVE SONG)』
東南アジアにルーツを持つ森崎ウィン&向井康二、W主演のラブストーリー。監督は世界的な人気を誇るタイのBLドラマ「2gather」のチャンプ・ウィーラチット。東京とバンコクを舞台に歯痒い2人の恋の行方が描かれています。
森崎ウィンの可愛さ、向井康二のクール感がマッチしていて魅力的です。
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番組ではみなさんからのメッセージをお待ちしています!
観に行かれた映画の感想などもお聞かせください♪
FAX:06-6832-8370 E-mail:nocorin@senri-fm.jp


蕭秀華のちょっといいcinemaにのせて every Saturday pm3:00-pm4:00 O.A