番組への
メッセージ

2025年2月22日(土)蕭秀華のちょっといいcinemaにのせて

『ブルータリスト』
第二次世界大戦下のホロコーストを生き延びた才能溢れるハンガリー系ユダヤ人の建築家ラースロー・トート。彼が移民としてアメリカにわたった30年間を描いた奥深い人間ドラマです。新しい感覚の作品で、少々入り込みにくいかもしれませんが、ホロコーストでの過酷な日々を建築物で表現する演出。アメリカンドリームへの絶望。夫婦の絆。この3本柱を独特な音楽で描き出しています。

『事実無根』
京都に実在するカフェを舞台に描いた群像劇。“事実無根の罪”“家族の問題”を絡み合わせ、それぞれが過去に向き合う物語です。
主演の近藤芳正、村田雄浩、新人の東真凛との息もピッタリ。
京都の飾らない日常や関西弁特有の柔らかい魅力を十二分に感じて頂けます。

『死に損なった男』
お笑いコンビ〈空気階段〉の水川かたまり映画初主演作で、田中征爾監督によるオリジナルストーリー。
死に損なった男が、死んで幽霊になってしまった男に取り憑かれて繰り広げられるコメディです。
不器用なお笑い構成作家・一平と、娘が心配で幽霊となって一平にとんでもない依頼をしてくる男。水川かたまりと正名僕蔵のコンビネーションは最高でした。

『僕らは人生で一回だけ魔法が使える』
昨年3月、放送作家で脚本業を引退した鈴木おさむが「やめる前に、どうしてもこの作品を作りたかった」という熱い思いから完成させた作品。もともとは朗読劇の映画化になります。ある田舎の小さな村には18歳になると男子に告げられるある秘密がありました。それは2年の期間限定の中で一回だけ魔法が使えると・・・。これをきっかけに自分の人生を真剣に考え始める4人の青年。彼らの大人への成長を描いた、切なさと優しさが伝わってくる青春ストーリーです。八木勇征、井上祐貴、櫻井海音、椿泰我とフレッシュなメンバーが集結しています。

『結束、その先へ〜侍たちの苦悩と希望』
野球日本代表チーム《侍ジャパン》のドキュメンタリー映画。2023年、井端弘和監督就任から「2024WBSC世界野球プレミア12」までの侍ジャパントップチームに密着しています。
井端監督、選手たちの素顔、そして”結束“の強さが直球で伝わってきます。
2月21日からT・ジョイ梅田、なんばパークスシネマ他で3週間限定ロードショー。

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番組ではみなさんからのメッセージをお待ちしています!
観に行かれた映画の感想などもお聞かせください♪
FAX:06-6832-8370 E-mail:nocorin@senri-fm.jp

蕭秀華のちょっといいcinemaにのせて every Saturday pm3:00-pm4:00 O.A