こんにちは!SENRI・STREET 月曜日担当の本田かおりです。
20回目の放送はいかがでしたか。
今回は、「千里ニュータウン情報館のイベント」についてです。
「千里ニュータウン情報館」は、阪急千里線南千里駅を下車すぐにある「千里ニュータウンプラザ」の2階にあります。
開館時間は、午前9:00〜午後5:30
休館日は、月曜日(祝日※の場合はその翌日)と12月29日~1月3日
入館料は、無料です。
コンセプト-みんなでつくる、明日の千里ニュータウン
●日本初の大規模ニュータウン「千里ニュータウン」の「まちづくり」を推進する施設です。
●半世紀を超える歴史、住民の生活文化にかかわる資料を展示し、地域情報を発信しています。
●市民、研究者、学校、企業、団体、行政関係者など多彩な主体が交流・連携できる場を提供しています。

企画展などいろいろ展開されていて
令和7年2月25日(火曜日)から令和7年3月9日(日曜日)まで
「千里考今物語(せんりこうこんものがたり) サテライト展-もぐら新聞の裏側」
を開催されていました。
約60年前に大阪に誕生した日本初の大規模ニュータウン。
当時まちづくりの実証の場でもあった千里をテーマにリサーチを行ってきた「もぐら調査団」。その調査を千里ニュータウンプラザにてサテライト展として開催していました。
もぐら調査団が発行する「もぐら新聞」制作の裏側や、調査で聞き取りをしたキーワード、こどもたちと制作した模型、千里ニュータウンができる前の北摂の風景が描かれた金屏風などが展示されていました。
観覧料は、無料でした。

緑色をベースに展示物が作られ、子どもたちと作った架空の町「ニューニュータウン」の模型があったり、その周りに、調査団の調査結果を見ることができるファイルが並べてあったり、千里ニュータウンのことを伝える工夫が様々凝らされていました。
開催最終日には、1970年の我が家のお宝自慢大会が開催されたそうです。
万博開催中の関係グッズなどのお宝披露があったそうで、参加できなかったのがとても残念でした。

その他、2月4日から3月28日まで「わたしの吹田クロスを書こう」ワークショップが開催されています。クロスロゴ型のオリジナルふせんに、現在や未来の吹田市に対するさまざまな思いやアイデアを掛け合わせ、吹田市がもっと楽しくなるようにとの思いを込めて、市民の皆さん一人一人がメッセージボードに張り付ける、「メッセージボード作成ワークショップ」を実施しています。
すでに、たくさんの想いが張り付けられています。参加されてみてはいかがでしょうか。
情報館の中には、70年万博のグッズや写真などが展示されています。
その中には、万博開催時の大阪府知事 佐藤義詮(さとうぎせん)氏の「千里万国春(せんりばんこくしゅん)」という言葉のエピソード解説もあります。あまり知られていませんが、北大阪急行の千里中央方面に向かうトンネルの入り口に「千里万国春」の扁額があります。先頭車両に乗って見てみてください。

その他、万博記念公園の写真もたくさん飾られていて、その中でも今は無き「エキスポタワー」の写真があります。
未来の住宅都市モデルであり、実は70年万博のシンボルは太陽の塔ではなくエキスポタワーだったということです。
老朽化により解体されましたが、私は太陽の塔とともに修復をして、レガシーとして残しておいてもよかったのではと思います。

情報館からの情報ですが、来る3月16日(日)に「大阪・関西万博開催記念
ACN EXPO EKIDEN 2025」が開催されます。
実業団と大学生のトップチームが出場するそうですが、情報館も大会を盛り上げるために近隣の地域の方と連携を取られているそうです。
出場する「青山学院大学」を沿道で応援しようと、吹田市の青山台の方々が青山つながりで活動されます。その活動のために情報局をはじめ様々な方の協力で、箱根駅伝で使われていた本物の青学ののぼりを借りることができ、駅伝の当日にそれをもって青山台の方々が応援されるそうです。
千里の人々のつながりを大切にしている、情報局のこれからの活動を、応援しています。
今回は、「千里ニュータウン情報館のイベントについて」をご紹介させていただきました。
来週の放送も、お楽しみに!