番組への
メッセージ

2025年3月31日(月)SENRI・STREET

こんにちは!SENRI・STREET 月曜日担当の本田かおりです。

23回目の放送はいかがでしたか。

今回は、「万博記念公園」についてです。

たくさんの方々の、憩いの場所である万博記念公園。
1970年に開催された、「日本万国博覧会(EXPO’70)」の会場であり、日本の万博のレジェンド的存在です。
ここでおさらいですが、日本万国博覧会は1970年3月15日から9月13日まで
アジアで初めて開催された万博で、日本が戦後の高度経済成長を成し遂げた象徴的なイベントとなりました。
テーマは、人類の進歩と調和(Progress and Harmony for Mankind)
参加国は、77か国、4国際機関、1政庁(香港)、アメリカ3州、カナダ3州、アメリカ2都市、ドイツ1都市、2企業など。
入場者数は、約6,421万人。
会場面積は、330haこれは甲子園球場約83個分に相当します。
万博のシンボルマークは、70年大阪万博のテーマ「人類の進歩と調和」を視覚化したもので、マーク全体は日本の代表的な花「桜」を表現しています。

この万博は、人々の生活を劇的に変えた科学技術とその未来の可能性を探るものであったとも言えます。
この当時に出展、発表されていた技術の中でも、携帯電話やムービングウォーク、ユニットバスなど現代では当たり前にあるものもあります。
今では、会場は太陽の塔などのレガシーを残しつつ、緑に包まれた万博記念公園として整備され、大阪の文化・観光拠点の一つとして親しまれていることは、皆様はご存じの通りです。
博覧会終了後にパビリオンを撤収し、人工地盤の上にさまざまな樹木や草花を植えて、自然の森を再生しました。
太陽の塔を中心とする西側を森から里山へ、東側は芝生を張り詰めて平野のイメージを醸しだすように整備されています。
万博記念公園内では、各パビリオンの跡地に名前が刻まれた記念碑があります。
それを見ながら、当時への思いをはせるのもいいでしょう。

今、万博記念公園では、様々なイベントが開催されています。
3月20日から4月6日まで「SAKURA EXPO2025」
3月29日から4月9日まで「チューリップ・フェスタ」
3月29日から4月29日まで「ポピー・ネモフィラフェスタ」とお花がきれいに咲き誇るところが見られるイベントが目白押しです。
それから、3月22日~ 8月3日まで「EXPO´70パビリオン企画展 プレイバック1970 大阪万博と昭和レトロ」が、EXPO‘70パビリオンで開催されています。
こちらもご覧になって、今と昔ではどう違っているのか、体感してみてはいかがでしょうか。

その他、「子どものための竹林保全体験 ~タケノコ掘り体験と自然観察~ 」が
4月20日に開催されます。こちらは事前予約が必要です。
万博記念公園内の竹林での筍間伐体験をとおして自然や環境について学びます。子どもと一緒に保護者が参加してください。
2025年4月時点で、小学1年生から中学3年生とその保護者が対象です。
詳しくは、万博記念公園のホームページをご覧ください。

万博記念公園は、先週水曜日に「開花宣言」をしました。
ソメイヨシノが開花し、ここ数日の気温の上昇で一気につぼみが膨らみ、開花したそうです。木曜日は25℃近くまで気温が上がったので、更に開花が進みました。
開催中のSAKURA EXPOで、満開の桜を楽しみたい…!という方はぜひ、公園の西側エリアへお越しください。「桜の流れ」では、河津桜が満開です。
桜の流れには、他にも早咲きの桜やソメイヨシノもありますので、桜満喫の一大スポットです
「万葉の里」ではコヒガンザクラ、エドヒガンがほぼ満開です。こちらも知る人ぞ知る、穴場スポットです!
いよいよ桜シーズン到来!
お花見は、「日本さくら名所100選」の万博記念公園へお出かけになってはいかがでしょうか。
 
今日は、「万博記念公園」をご紹介させていただきました。

3月31日で、私はこの番組を卒業しました。昨年10月からの半年間、お聞きくださりありがとうございます。「SENRI・STREET」を通じて、街の事、人々の暮らしや季節を感じること、いろんなことを学び、再確認、再認識させていただきました。
私にとって、かけがえのない大切な時間でした。リスナーの皆様に、感謝を申し上げます。
そして、FM千里の関係者の皆様、それから支えてくれた家族に心から感謝をしています。
4月から半年間、大阪・関西万博でいろんなことにチャレンジします。

皆様、本当にありがとうございました。またどこかで、お耳にかかれたら幸いです。