番組への
メッセージ

2014年4月30日 情報ステーション・水曜日

林 愛子です。

ゴールデンウィークの次のイベントは『 母の日 』。
北千里にもそんな空気が漂ってきていますね!

プレゼントを何にしようか迷いますが、
子供の頃にプレゼントした懐かしの“ 肩たたき券 ”にしてみるのも
たまには良いんじゃないかなぁと
個人的には思ったりします。みなさんは今年何をプレゼントされますか?

懐かしいと言いますと、
銭湯を懐かしいと思う方も多いんじゃないでしょうか。

今回の放送はそんな懐かしの銭湯のお話で盛り上がりました♪

水曜日の北摂伝言板『 やってんねん関大!おおさか・まち探し 』のコーナーです。

ゲストは関西大学政策創造学部深井ゼミの
西美 咲さんと吉江 諒真さんでした。

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おふたりは
「時代と共に使われなくなったスペースを今風に再利用する」という考えに基づき、
銭湯のリノベーションを取り上げてくれました。
ふたりが取材に行って来られたところは、
阪急茨木駅近くにあるcafe&ライブイベントスペースの『cafe茨木湯』です。

このお店は、脱衣所に机やソファー、
浴槽に入る際使う一段ステップを椅子に見立て
浴槽の中にはテーブルを設置するなど、
銭湯に行ったことのある人なら「懐かしい!」と思える面影を
ふんだんに残しているんだそうです。

そして、
ここで行われるイベントは小学校の汽笛隊や落語のステージ、
会社の忘年会など多岐に渡り、
広い世代に親しまれている場所となっています。

でも銭湯cafeって聞いたことがあるような気もしませんか?

そうなんです。全国には銭湯cafeがいくつか存在します。
でもここ『cafe茨木』は他とは違うんだ!
西さんと吉江さんがおっしゃっていました。

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その違う点というのが、
銭湯という素材や古さを生かしていることろ。

例えば、蛇口やシャワー部分を残したり、
服を入れるロッカーを食器棚にしたりしてるんですって。

他のカフェは新しくしていることろが多いようですね~。
おふたりとも話していましたが、
今は使われなくなったものを新しい形にするのもひとつ。

また、今使われなくなったものの形はそのままに、
利用方法を変えるのもリノベーションのひとつなんでしょうね、きっと。

古さを残すことで、日常に溶け込めたり、
また海外の方に興味を持っていただけたりというメリットがあります。

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北千里周辺の北摂エリアにとってはどちらの形がより良いまちづくりに繋がっていくんでしょうか?
使われなくなったものを新しい形に?
それとも今あるものをそのまま、利用方法を変える?この答えが出るまでは、
まだまだ時間とリサーチが必要になりそうです。

次回はゴールデンウィークの翌週、
5月14日にお届けいたします。
番組内容、そして深井ゼミの動向にも是非ご期待ください☆☆

『情報ステーション』
毎週月曜日~木曜日午後4時~6時ON-AIR中♪
(カースタジオ)