こんにちは。
カタリストの春田 聖子です。
今日のカタラジ・メンバーは
2回目のご出演となる京谷 有記さん。
高校で
世界史と世界地理を担当している教員でいらっしゃる京谷さんは、
より良い授業のために時間を見つけては
外国へ”取材”に出かけているそうです。
これまでになんと約40か国も訪れているぞうですが、
その中から特におすすめの国をご紹介いただきました。
それはずばりインド。
インドを旅すると世界観が変わると聞いたことがありますが、
実際に京谷さんも大きな衝撃を受けたんですって!
まずはインドの人たちの考え方。
インドでは電車やバスが時間通りに運行されることはまずないとのことですが、
インド人は時間を守ることも稀。
ルールを守ることが当たり前な私たち日本人には考えられません。
どうしてそんなにルーズなのか?
京谷さんが現地の人に聞いたところ、
「日本人はなぜ人を待っている間、イライラして怒りながら待つのか。
相手が3時間遅れるのなら、
その間歌ったり本を読んだりと楽しく過ごそうとは思わないのか」
と言われたとのこと。
もちろん、
これを実際に日本でやってしまうと弊害はありますが、
どんな時でも楽しく過ごすという考え方は素晴らしく思えたそうです。
このほか、カースト制度の名残で、
いまも
周囲の決めた相手としか結婚できない制度に対して
不満はないのか聞いたところ、
「親や兄弟に外見や収入などの条件を求めないのと同様、
初めて会う結婚相手にもそんな条件は求めない。
ありのままを受け入れる。
日本人は結婚相手に求め過ぎているから幸せを見つけにくいんだよ」
と返ってきたそう。
なんだかジーンとくるエピソードです。
外国を本当に知るということは、
ただ観光地を巡るだけでなく、
その土地に住む人々の考え方や性質を理解するということでしょうか。
京谷さんの話を聞いて、
私も実際にいろいろな国に行って、現地の人と討論をしてみたいと思えてきました。
冬休みの旅行先に迷っている方、参考になさってみてはいかがでしょうか?
次回の「カタ☆ ラジ」は11月29に放送です。どうぞお楽しみに!
『カタ☆ラジ』
第1・3・4・5土曜日午後2時30分~3時ON-AIR中♪