SENRI・STREET ㈭ 森瀬 真紀子 です!
「 豊中の史跡・文化財をさぐる (福西 茂さん のスケッチから) 」
の展示が、豊中市立中央公民館で行われました。
福西 茂さんは、大正10年生まれ。
昭和元年頃に豊中市に移られたそうで、昭和57年に退職された後、
豊中市内の史跡や文化財を訪ねてまわられ、多数のスケッチ画を
作成されたそうです。
豊中市以外(池田市、箕面市、能勢町 他 、大阪市の一部の区)も含め
3000点を超えるそうです。
豊中市では市内367か所のスケッチ画の寄贈があったそうです。
「豊中たずね画き所在図」
大きな紙に地図をかいて、スケッチの場所を記号や番号で示されたもの。
スケッチ画と解説文を台紙に貼って作成されたものとともに、
今回の展示会を行うにあたって現在の状況を撮影した写真を添えて
展示されていました。
スケッチ画は水彩絵の具や色鉛筆で描かれていて、画の端に日付が
記されています。
スケッチ画が描かれた25~30年前の様子と現在の様子を比較しながら
見ることができたのもおもしろかったです。
一か所、一か所丁寧に見て、丁寧に描いて、丁寧に調べて・・・
これだけの枚数を描かれたスケッチは、当時の様子を知る上で大変貴重
な資料であるとともに、作品として拝見するのも大変楽しく素晴らしい
ものだと感じました。
『SENRI・STREET』
月曜〜木曜日13:00~14:00放送中!