こんにちは。カタリストの春田聖子です。
今日の「カタ☆ラジ」は、絵本セラピストとして活動中の
カタラジメンバー小金丸奈緒美さんをお迎えして、
大人も楽しめる絵本の魅力についてたっぷりと伺いました。
3人のお子さんを育てた小金丸さんですが、
お子さんが小さいころは絵本の読み聞かせが良いと分かっていながらも
なかなか時間が取れず、あまりしてあげられなかったそうです。
「母である私の代わりに幼稚園や学校の先生方など周りの人たちがしてくれ た。
その感謝の思いをどこかで還元できれば・・・」という思いから
絵本を読むことを始め、3年ほど前に絵本セラピストの資格を取られたそうです。
絵本セラピーとは、老人施設や病院などで子どもから大人まで
幅広い世代に向けて絵本を使って行う療法を意味していますが、
小金丸さんはもっと多くの方に気軽に楽しく絵本に接してほしいと、
カフェで主に大人向けに絵本を読んでいるとのこと。
読む本は特別なものでなく、子どもも読めるやさしく分かりやすい本だったり、
昔読んだことがあるような懐かしいものだったり。おもしろいのは、
1冊の絵本に対しての反応が人それぞれで全部違うこと。
大笑いしてしまう内容でも、笑う人ばかりではなく、
時には涙ぐむ人もいるんだと か。その理由を聞いてみると
登場人物に身近な人を重ねて思い出していたり、
自分の子どもの頃の経験を重ねていたりするそうです。
また、同じ本でも読んでいるときの自分の精神状態によって、
楽しく感じたり悲しく感じたりもして、
何度読んでも新しい感想が持てるようです。
そんな不思議な魅力が絵本にはあるんですね。
そしてその本の魅力を最大限に引き出すのが、絵本セラピストなんでしょうね。
小金丸さんは月に一度、阪急淡路駅から徒歩5分ほどの場所にある
ハワイアン・ダイニング『パパリナ』というお店で
1時間ほどの絵本プログラムを行っています。
次回は1月26日(月)15時~。
気になった方は是非チェックしてみてはいかがでしょうか。
次回の「カタ☆ラジ」 は1月31日(土)放送。どうぞお楽しみに!