アシスタントの三枝雄子です。3月最初の日の放送です。
空は雨模様ですがばんちゃんの元気なかけ声
「ぼらぼ~ら!」でスタート!
今週も番組へ嬉しいメッセージ戴きましたので
読ませていただきました。いつもメッセージ有難うございます。
今週のオープニングトークは、ばんちゃんの謎のキーワードメモ。
◆財布、ポトッ。
◆自転車キキキキキー。
◆冬なのに…
放送をお聞きになった方はお分かりですよね!
ばんちゃんの身の回りで起こったプチ事件。
さて、今週もばんちゃんはFM千里サテライトスタジオを飛び出し、
広域千里、北摂一帯をぼらぼらと冒険にでかけま〜す。
今週の冒険先は「旧西尾家住宅(吹田文化創造交流館)」です。
先ずは千里中央から北大阪急行なかもず行きに乗って
新大阪駅で乗り換え。JR京都線に乗り換えて新大阪駅から
吹田駅まで移動。最寄り駅でありますJR吹田駅に到着しました。
吹田駅からのんびり歩きます旭通り商店街を通り、
スクランブル交差点を右に曲がり、ズズズイーと歩きますと
見えてきます「旧西尾家」と書いた看板。そして内本町2丁目の
住宅街の中にあるひときわ目立つ高い立派な塀が
ズズズイーと続き、見えてきたのは立派な長屋門。
長屋門をくぐりますとエントランスは石畳みと立派な
お庭が広がり、そこに待って下さっていたのは、
今回お話をお伺いした
重要文化財 旧西尾家住宅(吹田文化創造交流館)
館長 藤原 学さんです。
ここは旧仙洞御料庄屋旧西尾家住宅です。
仙洞御料とは天皇を譲位した上皇の所領地のことで、
ここから皇室や伊勢神宮の新嘗祭(にいなめさい)などに
米や野菜のお供え物の神饌(しんせん)を献上してきました。
西尾家は4、7~10代が庄屋を勤められたそうです。
敷地は1,400坪あって、主屋の延床面積は198.6坪もあります。
長屋門をくぐるって正面に見えるのが主屋。
現在の主屋は約400年前の江戸時代初めに建てられた旧宅を
約100年前の明治28年(1895)ごろに建て替えたものです。
門から入り口へ続く道とステキな前庭は、大名行列も道を譲ったという
献上駕籠の行列が発進した情景が思い起こされます。
旧西尾家住宅は、仙洞御料庄屋を勤めた伝統と茶室が
たくさんあって茶の湯の精神を感じさせる屋敷です。
数寄屋風を意識した主屋、茶道藪内家の指導になる茶室、
牧野富太郎の関与が伝えられる温室、著名建築家武田五一が
和洋折衷の意匠を試みた離れなど多彩な建物からなり文化性に
富む優れた建築が伝えられています。
平成21年2009年に重要文化財に指定されました。
代々嫁いで来られたお嫁さんが、その都度着物がビッシリ
詰まったタンスを持ってお嫁にこられるので建物の中には、
なんとタンスが33棹、そのうち7棹は江戸時代のものだそうです。
その嫁入り道具の中にあった最高の鏡台がありました。
素晴らしい鏡というのは指を当てて、写った指と指との間に
ガラスの厚みが厚くて指と指と指とが離れて写る鏡が最高鏡だそうです。
現在は一般公開もされており、展覧会や結婚式コンサートが
開かれたりしています。見学に行くとボランティアの方が
丁寧に案内して下さいます。
建物の中にレトロな木の電話があって既に電話があった事が
びっくりしますが、もうひとつビックリするのは電話番号が
0001番だったということです。
ちなみに当時はアサヒビール(朝日麦酒)が0002、
吹田役場が0003だったそうです。
大理石で作られた電気の配電盤があることも
最新のハイテクハウスだったことを思い起こさせます。
台所は今のシステムキッチンの原点となるような作りで、
調理台、配膳台があって、水屋もあってかまどは野外にあって
お客様が多く急ぐとき使っていたそうです。
↑武田吾一デザインの調理台
側面には折鶴のモチーフが・・・
主屋は明治28年に立て替えられ細部まで手が込んでいます。
ステンドグラスがあつたり、サンルームがあったりと、
和と洋が絶妙に融合しているんです。12代西尾與右衛門氏は
植物分類学者の牧野博士と深い親交があったようです。
温室は牧野博士の研究にも使われたのでしょうね。
吹田の歴史を学べる貴重な交流の場・情報の提供を行う
場所として、お子様からお年寄りまで一緒に文化を学べる場所、
建物の隅々にわたって歴史の詰まった場所
「旧西尾家住宅(吹田文化創造交流館)」へ皆さま是非行ってみて下さい。
今回放送でお伝えした旧西尾家住宅の内容は
まだまだ一部なんです…あまりのたくさんの情報が詰まった
旧西尾家住宅を1日だけの放送では語りつくせなかったので、
再来週もう1度特集させて頂く予定にしております。お楽しみに!
今週はJR吹田駅にあります「旧西尾家住宅
(吹田文化創造交流館」に伺って取材させていただきました。
取材ご協力頂きまして本当に有難うございました。
『とっておきの大自然、いただきます!』
今週は高知県土佐町産業振興課の森愛里さんに
電話で番組出演いただきました。
今週の土佐弁は【ざっとしちゅう】です。
私もばんちゃんもさっぱり分からず困り顔。
ばんちゃんは「美味しいシチュウか?」と
尋ねると愛里さんが笑って答えを教えて下さいました。
意味はざっくりしてるね。雑だね。
使用例】「この服は作りがざっとしちゅう」
そこで私もすかさず使用例を練習
「ばんちゃんはざっとしちゅう」って言ったら愛里ちゃんも
笑って下さり、なななややばんちゃんは「なんや!
なんや!みんなでなんや〜」とみんなで大笑い。
今週の土佐町情報は3月15日(日)開催の
土佐れいほく「お山の手づくり市」についてでした。
土佐赤牛のBBQや土佐赤牛の肉巻おにぎりや大豊ガレット、
手づくりクッキーなど手づくりに特化したイベントのご案内でした。
今週も森愛里さんに旬の「土佐情報」を教えていただきました。
次回も「土佐弁講座」楽しみにしております。
『飛び出せ!のこりん隊!』
横地はるえ すてっぷフェスタ
こんにちは!!
ジュニアリポーター、中学一年生の横地陽笑です!
なんと!中学一年生と自己紹介できるのも今回が最後でした…。
もう来月からは二年生。後輩も入ってきます!!
リポートも、クラブ(ソフトボール部です♪)も、勉強も(苦笑)、
もっと成長していきたいと思います!!
さて、今日は、阪急豊中駅からすぐのエトレ豊中5階にある、
「とよなか男女共同参画推進センターすてっぷ」に行ってきました!
ここでは、明日3月8日の国際女性デーを記念して、
「すてっぷフェスタ2015」が行われました。
普段すてっぷで活動されているサークルの皆さんによる発表や、
講演会など、充実した内容となっていました。
私も、10時からすてっぷホールで行われていた、
すてっぷ登録団体による活動紹介を見せていただきました。
オープニングでは、沖縄の元気な踊りが披露され、
会場が盛り上がりました。ヨガやアロマ、韓国語、
朗読などのサークルの皆さんが、
熱い思いをもって、活動魅力を語られていました。
午後2時からは、「年越し派遣村」の村長としても
有名な湯浅誠さんによる、
貧困について考える講演会が予定されていて、
キャンセル待ちが出るほどの人気でした。
また、お子様連れのお母様でも気軽に参加できるように、
ベビーカー置き場があるなどの配慮もありました。
他にも、会場内の7箇所に設置されたスタンプの内、5個以上を集めると、
先着100名様限定で特製クリアファイルがもらえるスタンプラリーがあるなど、
中学生の私でも楽しかったです!!(笑)
すてっぷでは、普段も登録グループの活動が盛んに行われています。
興味を持たれた方は、ぜひ、行ってみてくださいね!!
今週お届けした曲は
♪ 365歩のマーチ/水前寺清子
♪ いい日旅立ち/谷村新司
♪ サタデー・ナイト/ベイ・シティ・ローラーズ
♪ ミラクルズ/ジャクソン・シスターズ
♪ 木綿のハンカチーフ/太田裕美
♪ 青春アミーゴ/修二と彰
♪ Zutto/永井真理子をお送りしました。
【取材メモ】
こちらは計り部屋(作業場)の床。
朝日ビールの建物の影響を受けてか
煉瓦が敷き詰められています。
まだまだ発見!ばんちゃんの好奇心を
がっつり刺激した旧西尾家住宅の探検は続きます。
続編は3月21日にオンエア予定です、お聴き逃しなく!
『馬場章夫のぼらぼら千里』
(提供:MC企画付属タレント養成所SAT)
毎週土曜日10:00~:13:00放送中!