みなさん、こんにちは♪
SENRI・STREET月曜日の原田恵子です。
泪の池遊園と泉殿宮御旅所に行ってきました。
平景清の悲劇が言い伝えられています。
今は池はありませんが、もししかしたらこの大きな木は
池があった頃から立っているのかもしれませんね。
泉殿宮御旅所には「大の木さん」と呼ばれるご神木、椋の木があります。
横から見るとこんな感じ。
ご神木とご神木を守るヤグラが一体化しています。
この大の木さんは元々は鎌倉時代の初めに太政大臣として
権勢を誇った西園寺公経が建てた、
神崎川沿いの別荘吹田殿の中にあった木と言われています。
鎌倉時代の吹田は風光明媚なところとして知られていて、
天王寺や住吉などへのお参りや有馬温泉へ
湯治に行く中継地としても利用されていたそうです。
南北朝時代に書かれた歴史物語、
増鏡には吹田殿の秋の様子として、
そよ風になびく門田(かどた)の稲、遠く聞こえるシカの声、
砧の音、峰の松風、鵜飼のかがり火など風情の良さが記されています。
今も神崎川沿いは遊歩道もあって、気持ちのいい場所ですが、
鎌倉時代はまた今とは違う風情があったんでしょうね。
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次は吹田市立スタジアムです。
万博公園駅を南側に出て、東方向に行くと工事現場が見えてきます。
右側が体験型施設やショッピングモールを備えた
大型複合施設の建設現場、
左側がサッカー専用スタジアム-吹田市立スタジアムです。
どちらも今年の秋オープン予定です。
スタジアムの建設現場に近づいて行くと。
外階段なのか、金属製の階段取付中。
骨組みもできて、観客席ができつつあります。
4万人収容の吹田スタジアムはピッチと客席の距離が近く、
すべての座席を屋根がカバーしてくれるので、雨でも快適に観戦できるそうです。
もしかすると2020年の東京オリンピックで
吹田市立スタジアムが使われるかもしれないとのこと。
そうなれば大阪でもオリンピックの試合を見ることができますね♪
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