みなさん、こんにちは♪
SENRI・STREET月曜日の原田恵子です。
南高浜町の正福寺に行ってきました。
正福寺には「天神境内」と彫られた石碑があります。
家康が豊臣家を滅ぼした大坂夏の陣の前に
戦を避けるために天満天神の神輿が
吹田の有力者橋本清太夫のところにに避難してきたと言うんです。
当時、吹田は戦の場所にはなっておらず、
安全な場所だったそうです。
それで、天神さんが避難してきたんですね。
神崎川対岸の農民たちも吹田に避難してきました。
大坂夏の陣自体は非常に短い時間で決着がつきましたが、
天神さんが天満に戻るのはお
よそ30年後のことだったそうです。
かなり長いこと、避難が続いたんですね。
こちらは吹田貨物ターミナル駅をJR岸部駅通路から撮影したものです。
通路の中ほどが展望デッキのような感じになっていて、
ここから広~い吹田貨物ターミナル駅の様子をじっくり眺めることができますよ。
時々長い編成の貨物列車が通り過ぎて行きます。
岸辺駅の北側では整地中。
3年後の2018年度には国立循環器病研究センターと
市立吹田市民病院が移転してきます。
吹田市ではここに国際級の
複合医療産業拠点を作ることを目指しているそうですよ。
吹田貨物ターミナル駅と現在整地中の岸辺駅北側、
これを合わせた広大な土地にかつて
は吹田操車場という東洋一と言われた操車場がありました。
大正12年、1923年に大阪を通過する貨物や
大阪を発着地とする貨物を捌く大操車場として開業、
吹田も操車場の町として全国に知られるようになったと言います。
1970年代になると、道路網が整備されて、
小回りの利くトラックでの輸送が増えて行く
などして、吹田操車場はその役目を終えました。
考えてみると、高度経済成長の立役者だった鉄道輸送。
そして、現在日本が世界にアピールする分野の一つ、医療。
吹田は常に時代の花形と共にあると言ってもいいかもしれませんね。
私が訪れたとき、岸辺駅北側の遊歩道では
レンギョウとユキヤナギ、そして寒緋桜が満開でした。
この遊歩道は今はまだ一部区間しかできていませんが、
将来的には西隣のJR吹田駅から東隣のJR千里丘駅まで約3kmの道になるそうです。
楽しみですね♪
さて、SENRI・STREET月曜日、
原田恵子がお届けするのは3月30日が最後となりました。
半年間聴いてくださった皆さん、
また放送局日記を読んでくださった皆さん、本当にありがとうございました♪
原田さん、半年間ありがとうざいました。
お疲れ様でした。
スタッフ一同
『SENRI・STREET』
月曜〜木曜日13:00~14:00放送中!