番組への
メッセージ

2015年6月22日(月)『中野寛成のごきげん千里837!(やぁ、みんな)』

 中野寛成のごきげん千里837 

アシスタントの中村佐織です。

先日、今年初めてのかき氷を食べました。
みなさんはどのシロップが好きですか?
私は断然、宇治氷です。
濃い抹茶が後味さっぱりですっきりするんですよね。

さて、毎週寛成さんに
童謡や唱歌をアカペラで披露してもらう
「唄って!寛成さん!」
のコーナー。

今週はちょっと雰囲気を変えて
離別(イビョル)」
という歌です。

作詞作曲は
吉屋潤(韓国語ではキル・オジュン)。
吉屋さんは寛成さんの親しい友人でもあった方だそうです。

昭和2年、北朝鮮に生まれた吉屋さんは音楽に憧れ、
昭和24年、朝鮮戦争が起こる直前に日本に密航。
田端義夫の伴奏楽団にサックス奏者として入団。
後に「吉屋潤とザ・クルー・キャッツ」として活動。

この歌は故郷の北朝鮮を思いながら作られたのだそう。

「2度と故郷の土を踏むことができず、
その生涯を終えた吉屋さんの気持ちを思うと、
胸が詰まる想いがする」
寛成さんは語り、
そして日本語と韓国語の両方で歌ってくださいました。

離別」は
吉屋さんの元妻、韓国人歌手のパティ・キムさんが
平成元年にNHK紅白歌合戦で歌い、日本でも大ヒットしました。

今年は日韓国交正常化50年。
いろんな角度から、
改めて今の日本と韓国の関係について
考え、そして学ばなければと感じています。

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放送後は毎回、
次回の「唄って!寛成さん」「今日の1曲」を選曲します。

「来週は何にしますか?」と聞くと
必ず歌って教えてくださる寛成さん。

実は皆さんよりも先にアカペラを堪能しています^^

『中野寛成のごきげん千里837!(やぁ、みんな)』
パーソナリティ 中野 寛成・アシスタント 中村 佐織