番組への
メッセージ

2015年 8月22日(土)アッヴィ IBD患者さんのおいしい教室

8月22日(土)に大阪ガス hu+g MUSEUM
アッヴィ IBD患者さんのおいしい教室が行われました。

IBDとは、腸の粘膜に炎症や潰瘍を生じる慢性疾患を総称したもので、
主に「潰瘍性大腸炎」と「クローン病」の2つの病気を指しています。
潰瘍性大腸炎は、大腸に慢性の炎症が起こる病気で、
慢性的な下痢・血便、腹痛が起こったり、発熱や貧血などが現れます。
クローン病は、慢性の炎症が大腸だけでなく、消化管全体に起こります。

IBDの原因は解明されていませんが、日本人の食生活の変化なども
発症との関連が深いのではないかと考えられています。
そのため、食事による病態悪化を避けるためには、
身体の状態にあった食材の選択など、
栄養管理をきちんと行うことが重要です。

当日は、医療法人むらのクリニック院長の村野実之さんによる講演
「炎症性腸疾患の病態と治療」と、
料理研究家・栄養士の田中可奈子さんによる講演
「炎症性腸疾患の患者さん向け食事のポイント」・調理実習が
行われました。



syuzai08221.JPG


調理実習では、旬の魚のソテー ハーブヨーグルトソース、
水なすとトマトのすっきりサラダ、夏野菜のごろごろスープを作りました。


syuzai08222.JPG


どのメニューも、脂質は抑えてありますが、
ハーブを使ったり、ゆっくり火を通すことでうまみを引き出したりと、
満足感を得るための工夫があります。
試食の際も、参加者の方から「美味しい!」という声が上がっていました。

syuzai08223.JPG


この模様は、8月27日(木)のごきげん千里837 
12時15分頃からオンエアします。

どうぞ、お聞き下さい。