番組への
メッセージ

平成27年度 吹田市地域防災総合訓練

9月4日(金)に千里北公園で平成27年度 吹田市地域防災総合訓練が行われました。

この訓練は、大地震発生時に、防災関係機関相互の連携や、
人命救助、ライフラインの復旧と緊急交通確保など初動体制の確立と
防災意識の高揚、災害対応能力の向上を図ることを目的に行われ、
43の機関が参加しました。

様々な種類の訓練が行われたので、
その中から一部をご紹介します。

【倒壊家屋からの初期救助訓練】
千一地区自主防災協議会、認定NPO法人日本レスキュー協会に
よって行われ、FM千里も実況中継で参加しました。

bousai09066.JPG

bousai09061.JPG

連絡を受けた千一地区自主防災協議会の皆さんが救助に来られます。
救助の際には、中に閉じ込められている人を助け出すまで、
声をかけ続けていました。

bousai09062.JPG

認定NPO法人日本レスキュー協会の災害救助犬もやってきます。
災害救助犬は、行方不明者捜索のための訓練を受けていて、
閉じ込められている人を発見すると、吠えて指導員に知らせます。

bousai09063.JPG

bousai09064.JPG

千一地区自主防災協議会と認定NPO法人日本レスキュー協会の連携により、
迅速な初動活動が行われ、閉じ込められていた方は無事に助け出され、
救急隊員に引き継がれました。

bousai09065.JPG


この日は、前日の雨で地面がぬかるんでおり、
このように車を押す場面が何度もありました。

bousai09067.JPG


これは、水防工法訓練の様子です。
土のうを積み上げることにより、水があふれるのを防止するもので、
「積土のう工」といいます。

bousai09068.JPG


その他、ライフライン応急復旧訓練も行われました。

bousai09069.JPG

bousai0906101.JPG

災害時には、災害時伝言ダイヤルがあること、
災害で切れてしまった電線には絶対に触れないこと、
被害を最小限にするため、火の始末が重要であることが紹介されました。


最後は、消防団と消防部の合同で
大規模火災消火・延焼阻止訓練が行われました。
消火栓が使用不能になったことを想定し、
蓮間池から吸水した水で放水活動を行います。

bousai090611.JPG

bousai090612.JPG


どの訓練も複数の機関が協力して行っており、
災害時は、それぞれが別々に活動するのではなく、
連携することが大切だと感じました。

9月は防災の日、防災週間があります。
これを機会に、改めて防災について考えてみてはいかがでしょうか。