番組への
メッセージ

2015年9月28日(月)『中野寛成のごきげん千里837!(やぁ、みんな)』

みなさんこんにちは。
中野寛成のごきげん千里837
アシスタントの中村佐織です。

今日は中秋の名月
続く翌日の夜にはスーパームーンと、
素晴らしく美しい月を鑑賞することができる
日本人にとってはまさに「侘び寂び」を感じる季節になりましたね。

さて、「唄って!寛成さん!!」。
毎週、童謡や唱歌を中心に
寛成さんがアカペラで歌声を披露するコーナーです。

この日は「故郷の空」。
NHK連続テレビ小説「マッサン」の中でも流れていました。

スコットランド民謡のメロディに、
鉄道唱歌などで有名な大和田建樹の詞を乗せた唱歌です。

1888年(明治21年)、
大和田建樹と奥好義の編による唱歌集
『明治唱歌 第一集』中の1篇として発表されました。

 ♪ 夕空晴れて 秋風吹き 月影落ちて 鈴虫鳴く…

という歌詞で、わたしも小学校の音楽の時間に習いました。
当時、弾むようなリズムと楽しいメロディ、
美しい歌詞がお気に入りで、
友人と学校の帰り道、スキップしながら歌ったのを覚えています。

ところが原曲は「Comming Through the Rye
ライ麦畑で出会う時」というタイトルで、
歌詞はとてもくだけた内容。

この原曲の意に最も近いのがなかにし礼が作詞し、
ドリフターズが歌ってヒットした
誰かさんと誰かさん」。

 ♪ 誰かさんと誰かさんが 麦畑
  チュッチュチュッチュしている
  いいじゃないか
  僕には恋人 ないけれど
  いつかは誰かさんと 麦畑

わたしはこちらの方が
お遊び的に作られた替え歌だと思い込んでいましたが、
実はこちらの方がより原曲のニュアンスに近かったということですね。

ということを寛成さんの解説により初めて知った訳ですが、
やはりあの子どもの頃に覚えた
日本らしい優しげな歌詞の方がわたしは好きです。

唄って!寛成さん!!」のコーナー、来週もお楽しみに!

『中野寛成のごきげん千里837!(やぁ、みんな)』
パーソナリティ 中野 寛成・アシスタント 中村 佐織