番組への
メッセージ

2016年1月6日(水) 北千里アワー・水曜日

こんにちは!
北千里アワー水曜日の井川茉代です( ^∀^)
今週もお聴きいただきありがとうございました♪
千里南公園の梅の花が早くも咲き始めています!!
中には七分咲きの木もありましたよ!

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今週の北摂伝言板【やってんねん関大!おおさかまち探し】
ゲストは深井先生でした。
今回のテーマは、「北摂の子ども読書活動」でした。
豊中市では、昭和40年ごろから全国的に広がった
「子ども文庫」の活動が今でも盛んです。
現在は十数ヶ所で行われています
「子ども文庫」は、 地域の方の力で成り立っている自主的な活動。
地域で子どもと大人が集まって
本を仲立ちにしながら生き生きとした楽しい時間を過ごすところです。
文庫の蔵書や図書館から団体貸出を受けている本が置いてあり
貸し借りの他にも絵本の読み聞かせや手作りあそびなどの行事も行っています。
親子のコミュニケーションの場となり、地域の方に親しまれている子ども文庫。
例えば「そよ風文庫」では、300人の子どもたちが登録し
蔵書は3000冊にものぼります!!!

さて、実は北摂で100年前にもこうした
子どもと文化に纏わる活動が行われていたのをご存じですか?

それが、明治の終わりから大正の始めごろに
箕面で活動していた【大阪お伽噺倶楽部】です。

大阪お伽噺倶楽部は、母と子を繋ぐ活動として始まり
「口演」(読み聞かせ)などを定期的に行っていました。

それだけではなく、子ども博覧会や別府のお伽噺倶楽部と交流する
「お伽噺船」など興味深い活動を行っていたそうです。
北摂には、100年前も昭和30年ごろも
そして今もかわらない子どもと文化に纏わるDNAが受け継がれているのですね。
100年前のお伽噺倶楽部は、一部の文化人などを中心にした活動でしたが、
現在の豊中の子ども文庫は地域の親子のための、地域の親子による活動。
皆さんの力で支えられ、皆さんの役にたっている取り組みです。
遊びが多様化し、人とのふれあいが少なくなっている今、
実際に見て、触れて、体験できる貴重な場所となっています。

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深井先生は、「こうした子ども文庫的なもの、アナログ的な親子遊びは
少子化対策にもつながる。また、これからのまちづくりにも必要。」と仰っていました。
100年前から続く、北摂の文化。
ぜひ次の100年にも引き継ぎたいですね!!

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マヨネーズのぶらり♪
今週は、高槻市立しろあと歴史館で開催中の
企画展【錦絵と土人形にみる江戸の人気者~源平合戦から忠臣蔵まで~】に行って来ました。

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江戸時代の人々が身近に接したものや
関心を寄せていたものを今に伝える錦絵や土人形などが数多く展示されています。
源平合戦や戦国武将に忠臣蔵、当時人気を博した
力士や役者などの土人形はカラフルで楽しいものばかり

このあと企画展は、2月21日(日)まで開催中♪
ぜひ訪れてみてくださいね(*^-^*)
それでは、また来週の水曜日にお耳にかかりましょう(^○^)♪♪

『北千里アワー・水曜日』
毎週月曜日~木曜日午後4時~6時ON-AIR中♪
(北千里サテライトスタジオ)